北海道のHシステムオービス完全撤去に関して
現在北海道内で稼働する、Hシステムオービスは、2022年度末までに全て撤去されます。
結構驚くべき内容で、半信半疑なのですが、意外と単純な理由で撤去されるようです。
電波法の改正によって、Hシステムの照射する電波が、2022年(令和4年)12月以降は使用できなくなるためです。
そのため、Hシステムのオービスは完全に無くなります。
Hシステムが無くなった後は、LHシステムに入れ替わっている場合や、そのまま完全撤去の場合もあるようです。
可能な限り確認を行い、今後のデータに反映させていきたいと思います。
なお、多数の方から情報提供いただきまして誠にありがとうございます。
北海道内のオービスマップ
北海道にあるオービスをGoogleマップ上に掲載いたしました。
北海道ツーリング、ドライブなどの、参考にどうぞ。
オービスマップを2022年度(春)の最新情報に更新いたいました。
固定オービスがかなり減少し、移動オービスの出現が増えている様子です、、、
北海道のオービスのパターン
北海道のオービスは、基本的に手前に『自動速度取締道路』の看板表示があります。
ほとんどのオービスの箇所の手前には3箇所看板があって、その後にスピードセンサー、電光表示、オービス本体の順で設置されています。
このパターンは全国共通だと思っていたのですが、そうではない地域もあるようです。
また、北海道のオービスはほぼ門型などの頭上のタイプです。
一般道で道路脇に設置されているものは現在ありません。
(過去には旭川のあたりに中央分離帯に設置されているタイプがありました)
冬場に雪で埋まってしまうので、このタイプに統一されているものと思います。
新型オービスに対応した車載レーダー探知機に関して
HシステムからLHシステムへのオービスの入れ替えによって、旧型のレーダー探知機では、オービスの探知ができなくなりました。
そして、最新のオービスLHシステムは、対応探知機でも探知しにくいです
車の速度を計測するときに、最低限の電波しか発生しません。
固定されたオービスの探知に関しては、GPSで位置情報を計測し、オービスの場所に近づいた時に警告をしてくれるパターンが最も有効です。
実は、GPSだけを利用したレーダー探知機はスマホアプリでも存在します。
個人的にもスマホに入れていますが、北海道でも現在の主流は移動オービスになりつつあるので、レーダー探知機は手放せない存在にはなっています。
日常的に同じ道を走行するのであれば、シンプルなモデルでも十分ですが、知らない道の走行が多い場合はマップデータ入りの高機能のモデルが良いと思います。
シンプルな機能のレーザーオービス対応モデル
オービス位置情報とマップデータ入りの高機能モデル
北海道の高速道路上のオービス
北海道の高速道路上のオービスは一箇所のみあります。
道央自動車道の岩見沢の近くに設置されています。
設置位置等の詳細は以下からどうぞ。
北海道を走る上でオービスよりも怖いもの
北海道の道路を走る上で何よりも怖いのはオービスよりも、野生生物です。
特に夜間は急に見えない道路脇から野生生物の飛び出しがあり、回避できないような場面も多々あります。
個人的なお話ですが、北海道内で野生動物との接触は数回あります。
エゾシカが3回にキツネが1回。
乗員に怪我はありませんでしたが、車全損、バンパー破損、ピラーに傷、ボディーに傷。
ぶつかると、ただではすみません。
自動車の車両保険も条件によっては使えなかったりします。
僕はアスファルトの上だと、足が滑るので上手に移動できません、、、
特に北海道の郊外の道路上で、謎のブレーキ跡が多数ある箇所周辺は注意してください。
ほとんどが、鹿の道路横断ポイントで、頻繁に鹿が現れる場所です。
急に出てきたエゾ鹿との接触を回避するために急ブレーキを踏んでできたタイヤの跡なのです。
野生生物は、急に飛び出してきますので、回避は困難です。
北海道の道路での、スピード上げすぎは命取りになるので、ぜひ安全運転で!
北海道のスピードの出し過ぎは、取り締まりよりも野生生物の飛び出しの方が怖い😢