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『知床半島』周辺でおすすめの車中泊スポット!

知床五湖 特集

世界遺産登録の大自然の中で車中泊!

知床半島はほとんどが手付かずの自然のままの地域のため、車中泊可能な場所が限られます。
何といってもヒグマの生息域ですので、市街地以外は避けた方が無難!
当たり前にヒグマがいる地域です。

冬は知床峠通行止め

知床峠 冬季通行止め いつまで?
知床峠を通る国道334号線は冬季通行止め

冬の雪が積もる季節になると、知床峠冬季通行止めとなり知床半島は横断できなくなります。
知床峠への道のゲートが閉じられ除雪が入りません。
知床峠の通行止めは雪が降り始める時期から始まり、例年ゴールデンウィーク前後から通れるようになります。
雪解けは遅い地域なので、ゴールデンウイーク中は通れない事が多い。

冬季は知床方向に行くと知床峠からぐるっと回ってこれないため、知床半島の上側のウトロ地区と下側の羅臼地区は分断されています。
知床半島の先端方向へ向かうと、知床峠を通れず結果的に行き止まるため、同じ道を帰ってこなければなりません。
知床半島の付け根にある、標津町から斜里町までを繋ぐ国道244号線を移動することになります。

国道244号線から知床半島のウトロ地区や羅臼地区までの距離はどちらも45kmほど。
往復すると90km!
標津と斜里の間をウトロ地区と羅臼地区両方行って戻ってくると200km近くの距離になります。
夏場、知床峠が走行できる時期だと、ぐるっと回ってきて100kmくらいなので約2倍走ることになります。
そんな状況なので、冬季はあらかじめ目的を決めて、どちらか一方に向かうパターンが多いです。

ウトロ地区と羅臼地区の雰囲気の違い

ウトロ地区は大きな観光ホテルが並ぶ観光街
羅臼地区は漁師町の住宅街

ウトロ地区

ウトロ地区:右にあるのがウトロ漁港で、その奥が道の駅。左の山の上がホテル街
(オロンコ岩の上の展望台からの眺め)

ウトロ地区は観光者向けの場所。
大きな商店もなくウトロ地区はコンビニがある程度です。

羅臼地区

羅臼地区:基本的に住宅街 画像中央あたりの海岸沿いに道の駅がある
(羅臼国後展望塔からの眺め)

羅臼地区は漁師街の雰囲気を楽しむ場所。
宿泊施設も小さな民宿が多い。
羅臼地区はスーパーや大きめのツルハドラッグなんかあったりします。

道の駅 うとろ・シリエトク

道の駅 うとろ・シリエトク 車中泊
知床半島ウトロ地区にある道の駅『道の駅 うとろ・シリエトク』
道の駅 うとろ・シリエトク

知床半島の中で一番利用者が多い車中泊スポット。
知床半島の上側の方。
知床の観光ホテル街から近い道の駅で、駐車場が広く、車中泊は快適。

近隣にセブンイレブンがありますが深夜0時で営業終了。
北海道のコンビニは24時間営業では無い!

道の駅 知床・らうす

道の駅知床らうす 車中泊
知床半島 羅臼地区にある道の駅『道の駅 知床・らうす
道の駅 知床・らうす

道の駅 知床・らうす住宅街の一角にあるため、利用者数に対して少し駐車場が狭くキッチキチ。
駐車スペースは白線一本のタイプなので、車中泊時は横の車と1台分は空けたい、、、
道の駅 知床・らうすの周囲は羅臼の市街地なので、買い物には便利。
知床を代表する野湯である『熊の湯』があるのが羅臼側。

道の駅 知床・らうす 車中泊 駐車場
道の駅 知床・らうすの駐車場。

知床峠展望台

知床峠展望台 車中泊
知床峠展望台

知床峠展望台は個人的にはかなりおすすめの車中泊スポット
自然に囲まれた場所にポツンとある知床峠展望台。
異世界感があってすごい展望台です。

ただし天候が悪い時はもう最悪です。
峠の上の方なので、霧と風がすごい。
景色も見れないしそういう天候の時は車中泊せず帰る人も多い。

車中泊をするために色々と準備が必要

冬場通行止めになる峠の山頂の展望台ですので、道中に施設というものは何もありません。
何か必要なものがあれば、ウトロ地区か、羅臼地区に行くしかありません。
事前の準備が必要です。

あと、街明かりも照明もないので夜間は本当に真っ暗。
外を歩くのにハンディーライトは必要。

何もメリットなさそうな駐車場なのですが、
最高のご褒美は一生心に残る星空。

羅臼岳のシルエットと星空
流れ星も!
周囲には街灯もなく真っ暗
目がおかしくなるほどの星空

瀬石温泉

瀬石温泉 車中泊
瀬石温泉用の駐車場
瀬石温泉

知床半島にあるワイルドな野湯である瀬石温泉の駐車場。
瀬石温泉と言えば、海の満ち引きによって海へと浴槽が沈んでしまう温泉。
そんな瀬石温泉にタイミングを狙って入りたい人に最適。
あと、普通にいつも浴槽がある相泊温泉もすぐ近く。
相泊温泉は地元の人も利用しています。
漁師街ですので、かなり朝早い時間から利用者がいますよ。

知床半島の先の方で深夜は周囲一体鹿だらけ。
狐などの野生生物が本当に多いので、夜間に移動を行う場合は慎重に!
漁師町の朝は早く、早朝暗いうちから車が頻繁に行き交います。

相泊温泉

行くのが大変

羅臼市街地から分岐する、道道87号線沿いにありますが、この道はずっと行くと通行止めになるので、羅臼市街に戻らなければなりません。
羅臼市街地からは往復で45km。
そこそこの距離です。
買い物が必要な場合は羅臼市街に行く必要があります。

みどり工房しゃり

みどり工房しゃり

みどり工房しゃりは知床半島付け根の斜里町の郊外にある施設。
観光地帯である、知床半島の先からは離れてしまいます。
国道334号線と国道244号線から近く、いろいろな方向からのアクセスが良い場所にあるため、知床半島周辺での観光ベースに最適。
ドライバー休憩用に設置された駐車場が夜間利用可能。
奥には有料キャンプ場『そよかぜキャンプ場』もあり、北海道ツーリングでの利用者も多い。

国道244号線沿いにある駐車場
みどり工房しゃり そよかぜキャンプ場
みどり工房しゃり そよかぜキャンプ場

道の駅 しゃり

道の駅しゃり 車中泊
道の駅しゃり

道の駅しゃりは駐車場がとにかく狭い。通路も狭い。
普通に使うのにも躊躇するレベル。
車中泊環境としては良くはなく、快適に車中泊をしたいのであれば、上記のみどり工房しゃりは道の駅しゃりからそれほど遠くはありません。
ただ、道の駅しゃりは斜里町の市街地ど真ん中にあり、周囲に魅力的な飲食店が多々あるのです、、、

道の駅しゃり 車中泊
道の駅しゃり裏のわずかなスペースが駐車場
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