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磯谷温泉跡 発電所の湯 [北海道函館市双見町]

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まさに秘湯 磯谷温泉跡 発電所の湯

磯谷温泉野湯群 発電所の湯
磯谷温泉野湯群 発電所の湯
磯谷温泉野湯群 発電所の湯 [360度画像]

北海道、道南の街函館市。
発電所の湯は函館市のはるか郊外双見町の山奥、1985年に解体された磯谷温泉の廃墟跡から流れ出るお湯を使った野湯です。
磯谷温泉跡の野湯群には、今では、浴槽になる部分が掘られています。
有志の手によって守られているお湯です。

磯谷温泉跡の野湯群
発電所の湯の浴槽
磯谷温泉跡の野湯群
道具類や砂袋はいつも整頓されて置かれている

磯谷温泉跡

磯谷温泉跡
この石垣の奥に磯谷温泉があった

北海道の旧土人が発見したとされる源泉。
当初は訪れた者が、適当に湯船を作りお湯を楽しんでいた場所であった。
明治時代初期ごろから色々と手が入り、最終的に温泉宿となった磯谷温泉
泉質は硫黄泉で神経諸症・皮膚病等に効果がある。
磯谷温泉には多くの湯治客が訪れた。

磯谷温泉跡 [360度画像]

磯谷温泉跡への行き方

磯谷温泉跡周辺は山奥にあり、車のすれ違いが困難な細い砂利道を使い山に入っていく必要があります。
結構な傾斜もあり、そこそこのオフロード走行を強いられます。
どんな乗り物でもいけると思いますが、ツーリングタイプのバイクそこそこ砂利道が長いのでしんどいと思います。

磯谷温泉跡のある奥の方は携帯電話は圏外になります。
googleマップやナビでは表示されない道の分岐があります。
正確なマップが無いために行くのには苦労すると思います。
実際に発電所の湯へ行った時は3回迷って辿り着けずに諦めました。
一度諦めたのですが、どうしても行きたかったので、別日に再度訪れてやっと行けました。

熊、鹿、蛇等の出没があります。
念の為、ヒグマ対策は考えておいた方が良いです。
雨の日及び、日没後に向かうのはなかなかリスクは高いと思います。

1、国道278号線から分岐

磯谷温泉跡 発電所の湯へ行くには、国道278号線のリカーショップおおつか双見簡易郵便局の横の道から山方向に入っていきます。

磯谷川が常に右手にあり、温泉も磯谷川沿いにあります。
途中に何箇所も道の分岐がありますが、常に磯谷川に近い方の右側の道を進んでいくと、発電所の湯に到達します。
太い道の方(左方向)を選んで進んでいくと、違う方に向かって行ってしまいます。

2、最初の分岐ポイント

最初にある分岐地点。
石ブロック壁で左右に分かれている。
右方向へ。

磯谷温泉跡 発電所の湯 行き方
最初の分岐ポイント。右方向へ。

3、目印となる入林届出箱

磯谷温泉跡 発電所の湯 行き方
道中の目印となる、入林届出箱
磯谷温泉野湯郡への行き方
道中にある入林届出箱

4、2つ目の分岐

左右で登る道と下る道に分かれている。
右の下る道方向へ。
左へ行くとどこにも突き当たらずに延々と山へと入ってしまいます。

磯谷温泉跡 発電所の湯 行き方
2箇所目の分岐ポイント。ここも右へ

5、目的地は季節によっては見つかりにくい場所

磯谷温泉跡 発電所の湯 行き方
タイヤ跡があるものの、浴槽自体は道路からは見えない。

温泉の流れている場所は夏場の草木が伸びている時期は発見しにくいです。
行き過ぎると最終的には水力発電所に辿り着きます。

道路の左手に磯谷温泉跡があり、道路を横切るようにお湯が流れ、右手に入浴可能な浴槽があります。

磯谷温泉跡
流れる温泉水の流れを辿ると、磯谷温泉の形跡が発見できます。

磯谷温泉跡 発電所の湯の入り方

磯谷温泉跡の野湯群

お湯は磯谷温泉跡から流出しており、その流れは、最終的に近くに流れる磯谷川に注ぎ込んでいます。
お湯の流れに沿って、川沿いに浴槽が掘ってあります。
浴槽は通常時はお湯が抜かれた状態となっています。
入浴する場合はお湯の流れている箇所を、砂袋でせき止め、キャップを開けて、お湯を浴槽内にためます。
使用後は、お湯が浴槽に入り込まないように、元に戻しましょう。

磯谷温泉跡 発電所の湯 温泉
浴槽の上部から磯谷温泉から流れるお湯を浴槽に取り込みます。
磯谷温泉跡 発電所の湯 水路
通常は温泉水は浴槽には入らずに、横に掘った道を流れ川へ流れ込んでいます。
お湯は磯谷川へと流れ落ちる
磯谷川
横を流れる礒谷川。すぐ上流に発電所があります。

磯谷温泉跡 発電所の湯の詳細情報

所在地北海道函館市双見町
入浴料無料

磯谷温泉跡 発電所の湯の周辺マップ

航空写真

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