まさに秘湯 磯谷温泉跡 発電所の湯

北海道、道南の街函館市。
発電所の湯は函館市のはるか郊外双見町の山奥、1985年に解体された磯谷温泉の廃墟跡から流れ出るお湯を使った野湯です。
磯谷温泉跡の野湯群には、今では、浴槽がになる部分が掘られています。
磯谷温泉野湯群 発電所の湯
発電所の湯の上流にある、磯谷温泉の跡
磯谷温泉跡への行き方
磯谷温泉跡周辺は山奥にあり、車のすれ違いが困難な細い砂利道を使い山に入っていく必要があります。
結構な傾斜もあり、そこそこのオフロード走行を強いられます。
二輪駆動の車で入って行けたので、どんな乗り物でもいけると思いますが、ツーリングタイプのバイクはやめておいた方が無難です。
磯谷温泉跡のある奥の方は携帯電話は圏外になります。
googleマップやナビでは表示されない道の分岐があります。
正確なマップが無いために行くのには苦労すると思います。
実際に発電所の湯へ行った時は3回迷って辿り着けずに諦めました。
一度諦めたのですが、どうしても行きたかったので、別日に再度訪れてやっと行けました。
熊、鹿、蛇等の出没があります。
念の為、ヒグマ対策は考えておいた方が良いです。
道中、入林届出書の投函が必要になります。
雨の日及び、日没後に向かうのはなかなかリスクは高いと思います。
そんな場所にある、秘湯です。

実際に磯谷温泉跡 発電所の湯へ行くには、国道278号線の双見簡易郵便局の横の道から山方向に入っていきます。
磯谷川が常に右手にあり、温泉も磯谷川沿いにあります。
途中に何箇所も道の分岐がありますが、常に磯谷川に近い方の右側の道を進んでいくと、発電所の湯に到達します。
太い道の方を選んで進んでいくと、違う方に向かって行ってしまいます。

磯谷温泉跡 発電所の湯の入り方
お湯は磯谷温泉跡から流出しており、その流れは、最終的に近くに流れる磯谷川に注ぎ込んでいます。
お湯の流れに沿って、川沿いに浴槽が掘ってあります。
浴槽は通常時はお湯が抜かれた状態となっています。
入浴する場合はお湯の流れている箇所を、砂袋でせき止め、キャップを開けて、お湯を浴槽内にためます。
使用後は、お湯が浴槽に入り込まないように、元に戻しましょう。




磯谷温泉跡 発電所の湯の詳細情報
所在地 | 北海道函館市双見町 |
入浴料 | 無料 |
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