知床半島の付け根、山奥にポツンとある無料の秘湯
北海道の東部、知床半島の付け根に位置する標津町(しべつちょう)。
この手付かずの大自然の奥深くに、温泉愛好家や道東を旅するライダーたちから「極上の秘湯」として愛されている野湯があります。
それが「川北温泉(かわきたおんせん)」です。

川北温泉は、標津町市街から約25キロほど離れた山奥、イケショマナイ川のほとりに湧く天然温泉です。
知床半島の付け根を横断する国道244号線から、山奥へと入り込む。
山道を5km走った先に突然現れる温泉施設。
場所が場所だけに、川北温泉までの笹の沢林道は自然災害による崩壊により、行けない時の方が多い印象。
冬季は笹の沢林道自体が通行止めとなり、例年ゴールデンウィークが終わってからの時期に通れるようになります。

もともとは旧標津町の町営保養センターとして建物がありましたが、風雨や雪の被害によって倒壊し、浴槽のみを残して解体されました。
その後、「川北温泉愛好会」をはじめとする地元の有志によって脱衣所やトイレなどが整備され、現在はボランティアの管理によって無料で開放されている露天風呂(野湯)となっています。
周囲には森しかなく、夜になれば満天の星空を独り占めできる、まさに「本当の秘湯」と呼ぶにふさわしいスポットです。
かなーりメンテナンスされた、秘湯
すごい場所にあるにも関わらず、地元の方々によりものすごく綺麗に整えられています。

浴槽は男女別にあります。
殿方用と姫方用に分かれていますので、平民の方は入れません。

極上の泉質!白濁の源泉かけ流し

川北温泉の最大の魅力は、なんといってもその素晴らしい泉質です。
- 泉質: 食塩硫化水素泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉)
- 源泉温度: 約60℃
- お湯の色・特徴: 美しい乳白色(白濁)、強い硫黄の香りと塩味
温泉成分が非常に濃く、湯船の縁には白っぽい温泉の析出物がびっしりとこびりついています。
約60℃の高温の源泉がドバドバと注がれる「源泉かけ流し」で、そのままでは熱すぎるため、沢水が引かれたホースを使って自分たちで加水し、適温に調整してから入浴するスタイルです。
体を芯から温める塩分と、殺菌・デトックス効果が期待できる硫黄分がたっぷりで、湯上がり後もずっとポカポカが続きます。




川北温泉にある施設設備
休憩所



簡易トイレ

こんな場所にトイレが設置されていること自体が驚き。
どれだけ愛着を持って育てられた温泉か実感します。
綺麗に利用しましょう。
マジで。
川北温泉への行き方


よくここのゲートが閉まっていて残念な思いをする。
川北温泉の詳細情報
所在地:北海道標津郡標津町川北1−3

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