中国人墓地は戦争犯罪の被害者が眠るお墓

中国人強制連行事件の殉難烈士此処に眠る
この事件は 日本軍国主義が中国侵略の一環として行った戦争犯罪である。
具体的には1942年1月、閣議決定にもとずき政府機関並びに軍が直接指導し中国人を強制連行、135の事業所に労役せしめ多くの中国人を死に至らしめた。
1944年にこの地にも338名を連行、江卸発電所の建設に関連し遊水池建設工事に苦役連行途上を含め短時日に88名の殉難をみた。
遊水池は今も尚、忠別河水の水温上昇施設として東川町、旭川市に及ぶ美田を潤す。
われわれは今日、日本国の主権者である国民として、なによりも中国国民に心から謝罪し、殉職烈士の霊を弔い、再び誤ちを繰り返すことなく軍国主義の復活を阻止、日中友好、日中不再戦を具現する事を盟い、日中両国国民民の永遠の友好の友誼と平和とを確立、自らの証としてこの碑を建立する。
1972年7月7日
中国人強制連行事件殉難慰霊碑建立委員会 撰文 松橋久保
心霊スポット 旭川 中国人墓地
ここは一般的に、『旭川 中国人墓地』と呼ばれる心霊スポットになっています。
実際の場所は旭川市ではなく、隣町の東川町にあります。
中国人墓地と呼ばれていますが、共同墓地であり、普通の日本人のお墓の一角に中国人殉難烈士慰霊碑が建っています。

中国人墓地周辺で起きるさまざまな怪奇現象
この墓地で起こる怪奇現象は様々存在する様です。
帰り道で交通事故に巻き込まれる
車で訪れると、帰り道に空席に見知らぬ人が乗ってくる
深夜にお墓の前で泣き続ける少女の霊がいる
体が切断され上半身だけの男性の霊が出る
帰り道、幽霊・光・見えない何かに追いかけられ続ける
強い恨みが蓄積された地域
現地を訪れてみて、恨みをもった霊が現れて当然のような気がしてしまいます。
終戦前年の昭和19年に338名の中国人が強制連行され、劣悪な労働条件で奴隷として強制労働させられ、その中の88名の方々が殉難。
北海道固有の『タコ部屋労働』です。
中国人とありますが、実際には朝鮮の方もいたそうです。

強制労働と一言で表すと、まだ聞こえがいい方です。
実際に行われていたのは、人権を無視した行為で、むしろ虐殺に近い内容でした。
人権を無視した過酷な労働
過酷な労働は毎日続きます。
工事現場で排出される重い土砂を背負わされ運搬、その作業が延々と続きます。
木材を組んで作った質素な運搬器具。
それを一日中肩に担ぎ、異常に重い土砂を運びます。
肩は真っ赤に腫れ、徐々に水膨れができいきます。
そんな状態でも作業は続き、激痛に耐えながらの作業。
それが毎日続きます。
肩に出来た水膨れは次第に腫れ上がり、水膨れは破れ、肉が露出します。
そんな状態になれば、流石に作業なんて出来ません。
身動きが取れない状態でいると、監視人が現れ「傷が早く治る」といって煮えた油をかけたそうです。
酷くなった傷口から、雑菌に侵され、処置をされないまま。
やがて、衰弱し死に至ります。
充分な『物』が与えられないままの作業
雪の降る北海道の土地柄。
そのような環境下にも関わらず、冬場に靴を与えず素足での屋外作業が行われていました。
人によっては靴を支給されましたが、実際に与えられてものは靴とは言い難い薄い布で出来たもの。
厚い靴底なんて無く、日々の作業ですぐに擦り切れ穴が空いてしまいます。
凍傷になり、破壊される足。
当然ですが、満足な治療は行われません。
そんな状態でも作業は続けさせられます。
使い物にならなくなれば、放置され、死を待つのみです。
そして、死んだら穴を掘って文字通りに『捨てられる』だけなのです。
偽善者の碑
中国人殉難烈士慰霊碑は、そんな事実を再認識した人々が、自分たちの過去に行ってきた行為をあわてて繕うために作られたものなのです。
中国人殉難烈士慰霊碑のある東川町は、北海道米の産地となっています。
実際に現地に行くと東川町には広大な水田が広がっています。
中国人が作業に携わった一つが遊水池と放水路です。
水田を潤す水を十分に蓄えるための、非常に深い遊水池。
現地には『中国人強制連行跡地』の標識が立っています。
今北海道の食を支える米は、そんな経緯を経て作られています。
強制的に連行し強制労働をさせ、命を奪った後に当事者では無く、全く関係のない中国国民に「感謝してますという」謝罪先を間違えた上に、ただの綺麗事。
もし、自分が当事者であれば、謝罪の気持ちも伝わらないし、成仏もできないでしょう。
恨みを持った霊が出て、当然の様な気もします、、、

北海道全域で行われていた虐殺行為
中国人に対する強制労働が行われていたのはこの場所だけでは無かった。
北海道を代表する自殺スポットである、『地球岬』周辺でもこのような行為が行われていた。
その負のエネルギーが、不幸な魂を呼び込み、自殺者を呼び寄せる場所となってしまった。
室蘭市にも、上川町同様『中国人殉難烈士慰霊碑』が建てられている。
心霊スポットや悲しい事件が多い旭川市周辺
なぜか旭川市周辺は歴史的な強制労働の慰霊碑が多い気がします。
層雲峡の方にある旧大函トンネルも、強制労働者を弔う地蔵が設置されています。
7体の地蔵


東川 14号共同墓地に行くと一番先に目に付く7体の横に並んだ地蔵。
実は、この地蔵は中国人とは関係なく、地元で起きた一家惨殺事件を弔うために建てられたものと言われています。
怪奇現象の一つ『深夜にお墓の前で泣き続ける少女の霊がいる』というのは、こちらの事件で被害にあった少女の霊と言われています。

東川 14号共同墓地内を歩き回ると、違和感のある場所に一つだけ小さな仏像が設置されています。
少女の霊を弔うために後から作られたものなのかもしれません。
この地に残る魂の逆鱗に触れてはならない
この地で語り継がれるのは、悲痛な過去を持つ魂たちの物語。かつて、過酷な労働の末に異郷の地で命を落とした中国人労働者たち。彼らの無念の思いが、今もなおこの場所に渦巻いている。
闇夜に響く声: 深夜、墓地周辺では、誰もいないはずなのに、すすり泣く声や、理解できない言葉が風に乗って聞こえてくるという。それは、故郷を想い、無念の死を遂げた者たちの断末魔の叫びなのだろうか。耳を澄ませば、すぐそこに彼らの存在を感じるかもしれない。
監視する視線: 墓地を訪れた者は、常に誰かに見られているような、背筋が凍る感覚に襲われるという。慰霊碑の陰から、あるいは木々の間から、無数の視線が注がれているかのように。決して姿を現すことのない「何か」が、あなたの行動をじっと監視しているのだ。
不可解な機械の故障: 墓地の近くで車が突然エンストしたり、カメラやスマートフォンが原因不明の故障を起こしたりするという報告も後を絶たない。まるで、この地の静寂を乱す者を拒絶するかのように、目に見えない力が働くというのだろうか。
現れる人影: 慰霊碑の周辺や墓石の間に、ぼんやりとした人影が浮かび上がるのを目撃したという話もある。それは、この地に眠る魂が、現世への未練を断ち切れずに彷徨っている姿なのかもしれない。もしあなたがその影と目が合ってしまったら…。
持ち帰ってはならないもの: この場所にあるもの、それが石ころでも木の枝でも、持ち帰ると不幸な出来事が起こるという言い伝えもある。それは、何一つ満足した物が与えられなかったこの地に眠る魂たちの怒りに触れる行為なのだ。
中国人殉難烈士慰霊碑 (東川 14号共同墓地)の詳細情報
所在地 | 北海道上川郡東川町ノカナン |
当サイトの掲載画像使用に関して
当サイトの掲載画像は、フリー素材としてご使用いただけます。
詳細は以下ページよりご確認下さい。