年越し宗谷岬2022→2023 速報!
年越し宗谷岬2023年度!
2022年12月31日は北海道全域で、天気は良く到着に関してはイージーモードという声が多数。
ただ、宗谷岬は大晦日、正月共に風が強かった、、、
ただ、2023年1月1日は場所によって雪も降り、風が強い地方もあり帰るのがちょっと辛かったかも、、、



「初日の出inてっぺん2023」開催決定!
2023年1月1日の早朝イベント、初日の出inてっぺん2023の開催が決定されました。
年明け6時15分から花火が上がります!!
2023年度は干支キーホルダーの配布もあります!!
ただ、今年の年末年始は天気が荒れそう!!
休憩ポイントや、給油ポイントに注意して安全に北を目指してください。
【初日の出inてっぺん2023イベントスケジュール】
2023年1月1日(日)
5:30 かがり火 点火
6:15 花火打ち上げ
6:25 稚内市長挨拶
6:30 オリジナル干支キーホルダープレゼント(先着1,000名様)
7:05 宗谷岬公園の高台へご案内
7:12 ご来光
8:00 イベント終了
年越し宗谷岬2021→2022
年越し宗谷岬2019
年越し宗谷岬とは?

現在では稚内市あげてのイベントとなっている、年越し宗谷岬。
年末12月31日→1月1日の瞬間を日本の最北端で迎えようとする人たちが北海道の最北端、宗谷岬に集います。
参加者は二輪車のバイク、自転車がメインです。
真冬の北海道の凍った道をみんな二輪車を走らせ、日本の最北端に向かいます。
二輪車意外にも、自動車、キャンピングカーなどが駐車場に並びます。
そして、宗谷岬で真冬のキャンプ泊です。
全国から参加者が集まり、バイクだと本州からフェリー移動→北海道内自走です。
自転車の方もフェリーや飛行機で北海道に入り自走の方や、稚内市までJRを使って輪行の方もいます。

年越し宗谷岬はイベント化し、新年を迎えるタイミングで花火が打ち上げられたり、稚内市が開催する『初日の出inてっぺん』では参加者に記念キーホルダーが配られたり、盛大なイベントとなりつつあります。


近年は参加者が増え、駐車場から溢れる車も出つつあります。
交通整理のため、警察官も配備されています。
参加する際は、とにかく、寒さとの戦いになりますので、防寒対策をばっちりと行いましょう。

年越し宗谷岬へ行く人へ
テントはそれなりのものを
宗谷岬は風が強くなる場面が多々あります。
地面は雪はありますが、カッチカチです。
地面が完全に凍結しているので、ペグが刺さりにくいです。
テントは強風に耐えられるそれなりのものが必要です。

防寒対策は万全に!
何よりも、とにかくクッソ寒いです。
道中も宗谷岬もとにかく寒い。
宗谷岬の夜の気温はマイナス例年10度前後です。
それよりも、周囲が海なので風が強いです。
防寒対策を十分に行ってください!!
何回も参加していますが、本当に予想以上に寒いです!
カイロを買いだめしておきましょう。
荷物に余裕があれば豆炭アンカはかなりオススメです。
発熱量がハンパないのでシュラフに入れて寝ればかなり暖かいです。
そんなにゆっくりと寝れる状況でもないですが、、、
ちなみに、トイレは24時間使えるのが複数設置されており、
その中は暖かいです。
稚内市への移動ルートに関して
冬季の北海道の二輪での移動は十分に注意が必要です。
道北方面は場所柄、強風や大雪などの悪天候は非常に多く、街から街への距離がかなりあるため、充分な計画が必要です。
稚内市までの移動ルートはオロロンラインを含む海岸沿いと、国道40号のやや内陸のどちらかを使うことになります。
ここ数年様子を見ていますが、年末年始の時期は海岸沿いの方が走りやすいです。
2018年は驚異的な気温の高さで、オロロンラインでは新年1月1日は本当にびっくりですが雨が降りました。
北海道で冬に雨が降るのは驚愕です、、、
2019年の状況はオロロンラインはアスファルトが多々出ていましたが、40号線は雪でフカフカでした。
ほとんどのライダーはオロロンラインを使って北上しています。
オロロンラインはライダーが大好きな、オトンルイ風力発電所が見られます。

寒いから温泉入るやろ?
稚内市近辺で入浴可能なメジャーな施設は、稚内温泉童夢、街中にあるみどり湯、ヤムワッカナイ温泉港のゆ。
温まると、気持ちにも余裕が生まれます。
時間に余裕を持って、ゆったりいきましょう。
特に体は冷えますので、、、
年末年始は営業時間にも気をつけましょう。
ほとんどの施設が早く営業終了します。
稚内温泉童夢は稚内市街から少し離れています。
ノシャップ岬観光と合わせて行くといいと思います。
最北の銭湯みどり湯はライダーハウス併設で、ライダーに人気のスポット。
ヤムワッカナイ温泉港のゆ

ヤムワッカナイ温泉港のゆはJR稚内駅、道の駅わっかない、稚内北防波堤ドームから近くにあります。

食事もできる広めの休憩スペースがあり、とてもありがたいです。
年末は営業時間が短く、食堂も早く閉まります。
余談ですが、ヤムワッカナイ温泉港のゆがある、副港市場ですが、海産物が販売されており、年末の営業時間終わりギリギリに行くとかなり安く海産物を購入できます。
数年前、毛蟹をめっちゃ安く買いました。
年始は営業しないため、余っているものは全て売り尽くしたいようです、、、
稚内市でのお買い物
西條 稚内店
稚内市内国道40号線に西條稚内店があり、そこで買い物をするライダーも多くみられます。
国道走って、市街地に入って、道の駅わっかないや稚内防波堤ドームまで行くのであればほぼ通る道です。

シティ わっかない店

稚内市街の端にあるシティわっかない店が色々な意味でおすすめです。
隣接してホームセンターであるDCM稚内店があります。

装備の不具合で何か工具を買いたい場合や、アウトドア用品の購入(バーナー用のガス)などで、ホームセンターを利用する場面も多いと思います。
キャンドゥや、ツルハドラッグ、モスバーガーも併設されています。

ちなみに帰り道は?
年越し宗谷岬に参加した人々のその後の方向は様々です。
宗谷岬は朝日を見た後は、ほとんどの人が即撤収。
特にすることもないですからねぇ。
国道238号線を使ってオホーツク海沿いに網走方向に向かう人、国道40号線で旭川方向に向かう人、オロロンラインを通って日本海岸沿いで札幌方向に向かう人。
最北端にいるので、全員南下していくわけですが、なんとなく距離的に無理のない、旭川市あたりで一泊する人が多い気がします。
旭川市は1月1日当日でも、わりと安い宿があいてたりします。
冬に北海道をバイクで走る時の注意事項
天気
北海道の雪道をバイクで走る事自体はそれほど難しくはありません。
郵便配達のカブはタイヤにチェーンを巻いて毎日走っています。
移動速度は上がりませんが、走行自体は慣れれば問題ありません。
難易度を上げるのは天気です。
市街地を離れた場所での猛吹雪は命取りになりかねません。
万が一の場合を想定して現在位置と天候を気にして走行しましょう。
大雪が降ると道路の除雪も遅れます。
明るい時間帯に走るのが鉄則です。
悪天候により到着できなさそうな場合は、諦めが必要です。
できるだけ大きな道を走りましょう。
主要道路以外は除雪回数が極端に少なく、大雪の場合でも除雪は後回しになります。
天候が悪化して雪で視界不良になるホワイトアウト状態になると前に進めません。
最悪の場合には逃げ場所が必要です。
パーキングシェルター
パーキングシェルターはトンネル状の屋根付きの駐車帯です。
猛吹雪の時の逃げ場所として作られた施設です。
パーキングシェルターが多数ある稚内市周辺は、吹雪で立ち往生してしまう場面が多々発生するという事です。
コンビニ
北海道の田舎の方のコンビニは24時間空いていない所が多いです。
みんな大好きなセイコーマートは元々、24時間営業している店舗が限られていますし、大手セブンイレブン、ローソンも小さな町では夜間は閉まっている店舗が多いです。
吹き溜まり
後風が強い場所が多く、吹き溜まりにも注意が必要です。
道路脇の暴風柵や立木の位置関係の問題で、特定の場所にだけ雪が溜まっている状況が多々発生します。
その場合、細かな雪が積み重なっているため、重い雪になっています。
普通の雪の感覚で、突っ込むとタイヤが取られて転倒する可能性が高いです。
ガソリンの量に注意
北海道は元々ガソリン量管理にはシビアな地域です。
ガソリンスタンドが当たり前にあると思うなぁ!!
都市間の距離が遠く、大きな市以外にはガソリンスタンドはあまりありません。
小さな町ほど、ガソリンスタンドの営業時間が短いです。
特に、年末12月31日はガソリンスタンドも早く閉まります。
正月1月1日はほとんどのガソリンスタンドが空いていません。
とにかく十分な量を確保してさい。
年末年始にガソリンスタンドが開いていそうな街は、40号線ルートは稚内、名寄、旭川。
40号線沿いはやや、名寄から北はちょっと怪しそう。
日本海ルートは留萌、羽幌、天塩、稚内。
羽幌、天塩はホクレンセルフとかありますが24時間営業ではありません。
オホーツク海側は紋別までなさそう、、、
稚内市内でも夜遅い時間はガソリンスタンド空いていません。
個人的にも稚内周辺でガソリンスタンドに困ったことは多々あります。
稚内市に到着したら、まずガソリンを確保しましょう!
ガソリンは入れれるチャンスがあれば必ず入れておきましょう。
冬場の2輪のガソリン切れは命に関わりますので。
JAFとか要請しても、冬場は埋まった車の救出とか他の作業が多く、平気で1時間以上かかりますよ。
余談ですが、最北端のガソリンスタンド2023年は正月の早朝に営業していました。
最北端給油所の給油記念証明書がもらえますよ。
余裕をもった計画を立てる
冬の北海道の2輪車走行は、登山と同じで天気次第です。
最悪の天気を想定して、無理であれば諦めも肝心です。
実際に余裕を持った計画を建てる人が多く、前のりで30日に稚内に到着し夜は稚内市街にある防波堤ドームで一泊キャンプする姿が多く見られます。
稚内市内では漁港の市場や、偉そうな黄色いアイツも待ち構えていますので、冬場でも観光する場所は多々あります。

車中泊で参加する場合
近年、年越し宗谷岬の知名度が上がり参加者が増えています。
2輪車だけでなく、自動車、キャンピングカーなどで、車中泊での参加も増えています。
そのため、宗谷岬の駐車場に車が入りきらない状態が出てきています。
最近は、近隣の駐車場も利用できるようになっているので、そちらを利用しましょう。
自分の場合2022年度は、宗谷岬すぐ横のてっぺんドームの駐車場を利用しました。
朝の頃には、初日の出を見るために多くの人が集まるため、そちらもいっぱいになっていました。
コメント