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バイク、自動車で北海道へ行く方法と予算 【フェリー】

フェリー 北海道 車 記事

愛車で北海道へ!

北海道の醍醐味はなんといっても大自然。
自然の風景の中をツーリングやドライブするのは最高の心地よさです。

北海道ではJR線の廃線が増え続ける昨今。
北海道内バスやJRでの移動はやや困難になってきました。
北海道は車社会であり、ちょっとした観光スポットでも公共交通機関で行こうとするのはなかなか困難
便数も少ないです。
北海道を自由に移動したい場合、どうしても乗り物を持ち込む必要が出てきます。
特に、温泉巡りをしたい場合は、車じゃなきゃ無理!

愛車を持って行く方法はフェリーのみ!

愛車がバイクであれ、車であれ、キャンピングカーであれ、北海道に上陸するためにはフェリーを利用するしかありません。
自転車の場合は飛行機や新幹線を使う手もあります。

フェリーという乗り物の特徴

フェリーは遅い!

基本フェリーは遅いです。
一般船で時速40キロ。
高速船で時速55キロ。
遠距離になるとかなり時間がかかります。

例として
敦賀⇄苫小牧東港 21時間前後
舞鶴⇄小樽は22時間前後。
名古屋⇄苫小牧は40時間前後(経由地あり)

本州から北海道へ一番最短のフェリーで青森県大間⇄函館航路で90分。
青森県青森港⇄函館港になると3時間30分。

スマホの電波がない

暇つぶしはスマホでできるやろ!と思っていても、陸から距離が離れると電波がありません。

具合悪くなる

具合悪くなると最悪です、、、
特に帰りの便は疲れが溜まっているためかなり船酔いの危険性が高い。
一度吐きまくった過去があります、、、

船酔いではないのですが、ずっと揺れている船に慣れると、揺れる感覚が陸の上でも残ります。
下船後も半日ぐらいは揺れる感覚が残りました、、、

乗り物を乗せると高い!

バイクの場合

バイクは特殊手荷物料金になり、排気量で価格が変わります。
運行会社によりますが、排気量750ccを境に金額が変わるイメージ。
原付は125cc以下の価格帯があったりします。

大人一人の乗船料金と、バイクを乗せる特殊手荷物料金がかかります。

車の場合

旅のスタイルにもよりますが、車の場合だと数日であれば格安航空機で行って現地でレンタカー借りた方が安いです。
旅の目的と滞在日数と金額はしっかり考慮した方が良いと思います。
北海道でさまざまな観光地を巡りたい場合は、自家用車という手が出てきます。

車中泊を選択した方がお得な場合とは?

北海道旅行には移動がつきもので、各都市間の距離がとても遠いのです。
思ったより時間がかかります。
観光に力を入れようとすると、ホテル滞在は結構慌ただしくなりがち。
移動して観光して、その後に到着してから翌朝の出発時間までのホテルの滞在時間を考えると、もう車中泊でいいやって場合が多々出てくるのです。
車で北海道へ渡る人の多くはそんなパターンの人が多いと思います。
車中泊にすると、宿代がかからず、移動費、観光費用に全振りできるのです。
車中泊を考えると、車で北海道に乗り込む方がお得になる場合が出てきます。

自転車の場合

自転車は特殊手荷物の扱いとなります。
自転車をフェリーに乗せるのは割と安いです!

自転車の場合、飛行機や新幹線という方法も出てきますが、北海道旅を目的にチャリを持ち込む場合、大量の荷物がありますよね?
キャリアから荷物を外して、飛行機や新幹線に乗るのはそこそこ難しい。
そのまま載せれず、輪行袋必須ですから。
やはり、キャリアや荷物がそのままの状態で乗り込めるフェリーは便利です。

長距離フェリーは寝てる間に終わる移動と考える

フェリーに乗るのも楽しいもんなんです。
シャワー無料、長距離になるとちゃんとした浴槽があります。
この前乗ったのは、スチームサウナもありました。
映画の上映や、マジックショーのイベント。
売店があったり、レストランがあったり。
カップ麺の自販機はあります。
洗濯機や乾燥機もある。
シャワー無料、長距離になるとちゃんとした浴槽があります。
この前乗ったのは、スチームサウナもありました。
映画の上映や、マジックショーのイベント。
売店があったり、レストランがあったり。
カップ麺の自販機はあります。
洗濯機や乾燥機もある。

フェリーはフェリーとしての楽しさもありますよ。

フェリーの航路

本州と北海道の間には、複数のフェリー会社が多様な航路を運航しており、出発地と到着地の選択肢が豊富です。これらの航路は、太平洋側と日本海側に大きく分けられます。

太平洋フェリー

名古屋、仙台 ←→ 苫小牧
長距離航路を運航しています。
この航路は、中部地方から北海道への長距離移動や、東北地方からの比較的短時間の移動ニーズに対応します。
太平洋側の航路であるため、冬場の日本海側の荒天を避けたい場合に選ばれることがあります。
太平洋フェリーは「フェリー・オブ・ザ・イヤー」を連続受賞しており、乗り心地の良さも評価されています 。
この航路は日本最長であり、船内設備も充実している。

所要時間: 名古屋から約40時間(仙台での3時間停泊を含む)
仙台から苫小牧まで約15時間20分。
苫小牧発仙台行きは毎日運航、仙台発名古屋行きは隔日運航です 。

新日本海フェリー

舞鶴、敦賀、新潟、秋田 ←→ 小樽、苫小牧東港
これらの航路は、関西地方、北陸地方、および日本海沿岸地域からのアクセスに便利です。

長時間の船旅となるため、船内には映画館やゲームコーナー、大浴場などの設備が充実している。
ペットを客室に持ち込むことはできませんが、予約制のペットケージでの預かりが可能です。
荒天時には積載が断られる場合アリ。

長時間の船旅となるため、船酔い対策や軽食などの準備が必要です。
一度出港すると自動車、バイクに荷物を取りに行けないため、忘れ物にも注意が必要です。

舞鶴(京都府) -> 小樽(北海道)
所要時間: 約20時間15分
高速フェリーが運航しており、1日で1,000kmを超える航路を小樽まで到達可能です。

敦賀(福井県) -> 苫小牧東港(北海道)
所要時間: 約19時間30分 。

敦賀 -> 新潟 -> 秋田 -> 苫小牧東港
所要時間: 約34時間 。
敦賀を午前9時30分に出港すると、新潟、秋田を経由し、翌日の午後4時45分に苫小牧東港に到着します。
毎週月曜日運航。

新潟 -> 小樽
所要時間: 約18時間
新潟を午前10時30分に出港すると、翌日の午前4時30分に小樽に到着します。
火曜日から日曜日まで運航 。

新潟 -> 秋田 -> 苫小牧東港
所要時間: 約20時間
新潟を午後10時30分に出港し、秋田を経由して翌日の午後4時45分に苫小牧東港に到着します。
月曜日から土曜日まで運航。
週5便運航 。

秋田 -> 苫小牧東港
所要時間: 約10時間
秋田を午前6時15分に出港し、午後4時45分に苫小牧東港に到着します。
火曜日から日曜日まで運航。
1日1便。

シルバーフェリー (川崎近海汽船)

八戸 ←→ 苫小牧西港
東北地方南部からのアクセスに利用されます。
比較的リーズナブルな料金で利用できる点が特徴です 。

所要時間: 7時間15分~8時間30分
1日4便運航。
東北と道央をダイレクトに結ぶ人気の航路です。
比較的リーズナブルな料金で利用できる点が魅力です 。

津軽海峡フェリー

津軽海峡フェリー株式会社|室蘭と青森、函館と青森、函館と大間をつなぎ、本州と北海道を最短ルートで結ぶフェリー
室蘭と青森、函館と青森、函館と大間をつなぎ、本州と北海道を最短ルートで結ぶ津軽海峡フェリーのホームページです。

青森 ←→ 函館
所要時間: 約3時間40分。
1日8便運航。

大間 ←→ 函館
所要時間: 約1時間30分。
1日2便運航。
本州と北海道を結ぶ最短航路です 。

これらの航路は、本州最北端の青森県から北海道への迅速なアクセスを提供。
特に青森-函館航路は1日に8便が運航される主要なルートです。
船内での飲食物の販売は自動販売機に限られています。
シャワーはありますが、入浴設備はありません。

大間 – 函館航路で運航される「大函丸」は、青森 – 函館航路の船に比べて小型で、便数も少ないため、事前のスケジュール確認と予約が重要です。

青函フェリー

青函フェリー|北海道(函館)⇌ 東北(青森)最安値&最多運航便数!
青函フェリーは東北(青森)と北海道(函館)最多運航便数の毎日8往復するコスパNo.1フェリーです。移動は安く、目的地でゴージャスに♪。

青森 ←→ 函館
所要時間: 約3時間50分~4時間
1日8便運航。
津軽海峡フェリーと共同運航しています
津軽海峡フェリーと並んで1日に8便が運航されています。

MOL Sunflower Ferry (商船三井さんふらわあ)

大洗 ←→ 苫小牧西港
この航路は、関東地方からの直接的な北海道へのアクセスを提供し、夕方便と深夜便が用意されています 。
所要時間: 約19時間。
夕方便と深夜便があります。
船内には映画館、レストラン、売店、展望浴場、ゲームコーナー、など設備が充実しています。

フェリーに乗るときに必ず持っていくべきもの

防寒具

海の上なんで陸地とは気温が違う
春夏秋冬フェリーに乗りますが、夏だろうが基本的に寒いです。
絶対に一つは重ね着できるものを持って行きましょう。
あと本州→北海道への移動は絶対に気温差があります。
北海道寒いです

酔い止め

お守りとしてでもいいので絶対に酔い止めは持って行きましょう。
波の状態なんて乗ってみないとわかりません。
陸から離れると荒れている場合が多々あります。
酔い止めは基本アネロンニスキャップ一択と考えています。
フェリーターミナル周辺のコンビニとかで、酔い止めが売ってたりするのですが、微妙な種類のものだったりするので、事前に準備が吉。

酔い止めは『アネロンニスキャップ』一択です

寝袋

客室の内容によります。
長距離フェリーの場合は寝台があったりしますが、短距離の場合は
フェリーに慣れている人はちゃんと寝袋持ってくる。
寝袋があれば寝ることもできるし、防寒具にもなる。
広げると毛布になるタイプの寝袋がオススメ。

耳栓、アイマスク

フェリーに乗ってる間って、基本的にみんな寝てます。
電波があればスマホいじればいいのですが、電波がない場合が多い。
寝ようとするのですが、フェリーにつきものの揺れと音。
フェリーの中ってかなりうるさいです。

耳栓の老舗『MOLDEX』 カモフラ柄を常備しています

浴用品

大型船には大浴場があり、小さな船でもシャワーがあったりします。
旅の内容によりますが、車中泊の旅の場合は船内でシャワーできるのはありがたい場面も多い。
そんな場合に浴用品を持って行くといいです。

本州から北海道へ行くためにかかるお金

本州から北海道は必ずフェリーを利用しなければ、乗り物を持って移動ができません。
なので、北海道へ行くのはちょっとハードルが高い。

ちなみに、本州から九州・四国へ行くのは自走で行けるから安い

本州⇄九州の場合

本州⇄九州は関門トンネルが最安で簡単
山口県下関市と福岡県北九州市
バイク 110円
普通車 210円

車&バイクのトンネルと原付&自転車&徒歩のトンネルは別に存在しています。
原付の場合は手押しでトンネルを渡らなければなりません。
関門人道トンネルの利用料。
自転車・原付 20円
徒歩無料

本州⇄四国の場合

本州⇄四国は瀬戸大橋、小嶋⇄坂出 が最安で
バイク 1410円 休日ETC
普通車 1730円 休日ETC

原付で本州⇄四国へ自走する場合は、しまなみ海道しか通行できません。
広島県尾道市 愛媛県今治市
しまなみ海道は自転車の自走も可能!
原付 500円
自転車・徒歩 無料!

さて、北海道への移動にかかる料金は?

乗り物を持って北海道へ行くにはフェリーの一択です。

北海道へのフェリーの最安値は大間(青森県)⇄函館
バイク 3990円 閑散期
普通車 15800円 閑散期

しかもこれらは、片道料金なので往復で2倍かかります。
陸の孤島である北海道へ行くには、なんせお金がかかる。

自動車でのフェリー料金

太平洋フェリー 自動車輸送料金

名古屋(愛知県) -> 仙台(宮城県) -> 苫小牧(北海道)

苫小牧-仙台航路(A期間):6m未満の乗用車で¥29,900 。
名古屋-苫小牧航路(A期間):6m未満の乗用車で¥39,300 。

名古屋航路では、5m未満および6m未満の乗用車に対して、旅行期間や客室クラスに応じた割引料金が設定されています。
これらの料金には運転手1名分の運賃が含まれている場合があります。
仙台-苫小牧航路の5m未満の乗用車の例として、B寝台と食事を含む「片道フルパック」で¥30,400という事例があります。
太平洋フェリーの料金体系は、出発港、旅行時期(A、B、C期間などの区分あり )、および選択する客室クラスによって大きく変動します。

新日本海フェリー 自動車輸送料金(2025年)

舞鶴(京都府) -> 小樽(北海道)
A期間(3/1~4/24、5/7~6/30)は3m未満¥33,400、4m未満¥35,800、5m未満¥37,500、6m未満¥45,400です。
B、C、D期間では料金が変動します。
運転手のツーリストA料金が含まれています。

敦賀(福井県) -> 苫小牧東港(北海道)
A期間は3m未満¥33,400、4m未満¥35,800、5m未満¥37,500、6m未満¥45,400です。
B、C、D期間で料金が異なります。
運転手のツーリストA料金が含まれます。

敦賀 -> 新潟 -> 秋田 -> 苫小牧東港
この航路の料金は、敦賀-苫小牧の直行便と同額です 。
ツーリストJからスイートまで、多様な選択肢があります 。

新潟 -> 小樽
A期間は3m未満¥20,400、4m未満¥22,800、5m未満¥25,500、6m未満¥30,600です。
B、C、D期間で料金が変動します。
運転手のツーリストC料金が含まれます。

新潟 -> 秋田 -> 苫小牧東港
A期間は3m未満¥20,400、4m未満¥22,800、5m未満¥25,500、6m未満¥30,600です。
B、C、D期間で料金が変動します。
運転手のツーリストC料金が含まれます。

秋田 -> 苫小牧東港
A期間は3m未満¥14,400、4m未満¥18,000、5m未満¥22,200、6m未満¥27,000です。
B、C、D期間で料金が変動します。
運転手のツーリストJ料金が含まれます。

シルバーフェリー 自動車輸送料金

八戸(青森県) -> 苫小牧西港
4m未満¥22,000、5m未満¥28,000、6m未満¥34,000(片道・税込)。
これらの運賃には運転手1名分の2等旅客運賃が含まれています。
車両の長さが6mを超える場合は、貨物自動車運賃が適用。
トライクやサイドカー付きバイクも、全長4m未満であれば¥22,000で輸送可能です。

期間限定で乗用車航送料が15~20%割引になるキャンペーンが実施されることがあります。
インターネット予約割引や早期予約割引なども利用できる場合があります。

津軽海峡フェリー 自動車輸送料金

青森 -> 函館
A期間 軽自動車¥16,400、6m未満¥19,760。
B期間、C期間では料金が異なります。
これらの運賃には運転手1名分の旅客運賃が含まれています。

大間 -> 函館
A期間 軽自動車¥12,450、6m未満¥15,800。
B期間、C期間では料金が異なります 。

青函フェリー 自動車輸送料金

青森 -> 函館
2シーズン制固定運賃
通常期(10月~5月) 4m未満¥15,600、5m未満¥17,500、6m未満¥19,100。
繁忙期(6月~9月) 4m未満¥19,500、5m未満¥21,500、6m未満¥23,700。
これらの運賃には運転手1名分の運賃が含まれています 。

MOL Sunflower Ferry 自動車輸送料金(2025年)

大洗 -> 苫小牧西港
5m未満の乗用車
A期間¥36,000、B期間¥41,000、C期間¥46,000、D期間¥46,000、E期間¥51,000。
片道・運転手1名分のツーリスト運賃を含む
夕方便と深夜便で料金体系が異なる場合があります。
自動車登録分類番号の上1桁が1・4・6・8の場合は貨物車扱いとなることがあります。

自動車での出発地によるフェリールートの選択肢と料金

本州北端青森 – 函館

津軽海峡フェリーと青函フェリーの両社が、ほぼ同じ所要時間と高頻度で運航しています。
それぞれの運行会社、青森、函館共にフェリーターミナルの位置はほぼ一緒です。横に並んでます。
キャンペーンで割安で乗れる場合があるので、2社調べて好みの方に乗船するのがオススメ。
イメージですが、津軽海峡フェリーは豪華、青函フェリーは安い。
車での乗船はキャンペーンを行っている場合が多く、13000円前後で乗れてるイメージです。

5m未満の乗用車の片道料金(概算):
青函フェリー: 通常期(10-5月)約¥17,500、繁忙期(6-9月)約¥21,500
津軽海峡フェリー: A期間¥19,760、B期間¥23,950、C期間¥27,100。

青函フェリーは通常期においてやや安価である可能性があります。

自走で青森まで行くべきか?

函館観光を考えるのであれば、青森⇄函館のフェリールートが最適です。
函館は観光地でもあります。
ただ、本州側で青森までの移動が必要にはなります。

隣接のフェリーターミナルからのるか、青森まで行くかは、ガソリン代、高速料金、時間などを考慮して都合のいい方を選べばいいと思います。
東北地方もそれなりに観光スポットがありますので、立ち寄るといいと思います。

■津軽海峡フェリーには大間⇄函館のルートがあります。
大間と函館はキャンペーン価格で価格差がなかったりしますので、基本大間に用事がなければ青森⇄函館がいいと思います。
乗船している時間の差はあるものの、大間までのガソリン代が節約できます。

東北地方 – 苫小牧航路:

シルバーフェリーが八戸から苫小牧西港へ直行便を運航しています。
新日本海フェリーは秋田から苫小牧東港への航路を提供しています。

5m未満の乗用車の片道料金(概算):
シルバーフェリー(八戸発): 約¥28,000
新日本海フェリー(秋田発): A期間¥22,200、B期間¥25,000、C期間¥29,400、D期間¥30,600

新日本海フェリーの方が安価である可能性がありますが、到着港が異なる(苫小牧東港 vs. 苫小牧西港)点、および所要時間が異なる(新日本海フェリー約10時間20分 vs. シルバーフェリー約7-8時間 )点を考慮する必要があります。

中部地方 – 北海道航路:

太平洋フェリー(名古屋経由)と新日本海フェリー(敦賀発)が利用可能です。

6m未満の乗用車の片道料金(概算、A期間):
太平洋フェリー(名古屋発): ¥39,300
新日本海フェリー(敦賀発): ¥37,500

料金はほぼ同程度ですが、太平洋フェリーは仙台に寄港するため所要時間が長く、新日本海フェリーは敦賀から苫小牧東港への直行に近いルートです。
出発地の利便性や旅の目的に応じて選択。

バイクでのフェリー料金

どのフェリー運行会社でも、バイクは荷物の扱いとなり、人の乗船料金とバイクの積載料金の合計がバイク乗船での料金となります。
夏季や繁忙期は予約が集中するため、早めの予約が推奨。

太平洋フェリー

仙台 – 苫小牧

旅客運賃: 2等/C寝台 ¥9,000~スイート ¥60,900(時期により3段階で変動) 、2019年の例として大人1名・C寝台 ¥8,300
バイク運賃: 50cc以下 ¥4,600~750cc以上 ¥13,400(時期により3段階で変動) 、2019年の例として400ccのバイク1台 ¥7,200

仙台港を19:40に出港し、翌11:00に苫小牧港に到着する便がある。
船内で1泊するため、ゆっくりと休息してから北海道でのツーリングを開始したいライダーに人気があります。
仙台 – 苫小牧航路は、夕方に出港し翌朝に到着するスケジュールのため、時間を有効活用したいライダーにとって理想的です。
また、太平洋フェリーの高い評価は、快適な船旅を保証してくれるでしょう。

津軽海峡フェリー

東北地方以外のライダーにとっては、青森までの自走があります。
フェリーに乗る時間は最短なので、船酔いの心配が少ない!

青森 – 函館

旅客運賃: スタンダード ¥2,860~¥5,630(時期により変動) 、または ¥2,200~¥2,700(6~9月は¥2,700) 、大人1名 ¥3,020(スタンダード、時期により変動)

バイク運賃: 125cc以下 ¥1,810~¥2,600、750cc未満 ¥2,710~¥3,900、750cc以上 ¥3,620~¥5,200(いずれも時期により変動) 、または 50cc以下 ¥1,620~¥2,040(6~9月は¥2,040)、750cc以上 ¥3,260~¥4,070(6~9月は¥4,070) 、750cc未満 ¥3,390(スタンダード、時期により変動)

大間 – 函館

旅客運賃: スタンダード ¥2,320~¥2,990

バイク運賃: 125cc以下 ¥1,250~¥2,400、750cc未満 ¥1,670~¥2,400、750cc以上 ¥2,100~¥3,010(いずれも時期により変動) 、サイドカー・トライクは別途料金

大間 – 函館航路は、青森 – 函館航路と比較して所要時間が大幅に短く、料金も比較的安価です。
これは、北海道へのより直接的なアクセスを求めるライダーや、時間に制約のあるライダーにとって有利な点です。

商船三井フェリー(さんふらわあ)

大洗 – 苫小牧

旅客運賃: ツーリスト ¥9,800~スイート ¥69,500(時期により5段階で変動) 、通常料金 ¥11,700(旅客のみ)

バイク運賃: 50cc以下 ¥6,500~750cc以上 ¥18,000(時期により5段階で変動) 、通常料金 ¥6,000(バイク積込、運転手料金別途)

関東地方からのアクセスが良く、船内設備も充実しているため、関東方面のライダーに人気の高い航路です。
9月・10月にはバイク2台で予約すると1台無料になるキャンペーンが実施されることがあります。
深夜便は、仕事終わりに乗船したいライダーや、日中の暑さを避けたいライダーにおすすめ。

シルバーフェリー

八戸 – 苫小牧

旅客運賃: 2等 ¥6,000~特等 ¥15,000
バイク運賃: 125cc以下 ¥6,200、125cc超過 ¥8,300、750cc以上 ¥10,400

八戸 – 苫小牧航路は、他の長距離航路に比べて所要時間が短いため、より早く北海道に到着したいライダーに適しています。
特に東北地方北部からの出発であれば、陸路での移動時間を短縮できます。

新日本海フェリー

新潟 – 小樽

旅客運賃: ツーリストC ¥7,500~スイート ¥43,100(時期により変動)
バイク運賃: 125cc以下 ¥6,000~¥9,000、750cc未満 ¥8,200~¥12,800、750cc以上 ¥10,000~¥16,200、サイドカー・トライクなどは別途料金(いずれも時期により4段階で変動)

新潟 – 小樽航路は、約16時間の船旅となるため、移動中にゆっくりと休息を取りたいライダーに適しています。
多様な客室タイプが用意されており、予算や好みに合わせて選択できます。
また、船内設備が充実しているため、長時間の移動も快適に過ごせるでしょう。

新潟 – 秋田 – 苫小牧東(敦賀経由)

旅客運賃: ツーリストA・B ¥11,100~スイート ¥58,600(時期により4段階で変動)
バイク運賃: 125cc以下 ¥7,500~750cc以上 ¥20,400(時期により4段階で変動)

この航路は、敦賀を出発し新潟と秋田を経由して苫小牧東へ向かうため、非常に長い時間を要します。主に、西日本や日本海側の地域から北海道へ向かうライダーで、船旅そのものを楽しみたい場合に適しているかもしれません。

敦賀 – 苫小牧東(直行)

旅客運賃: ツーリストA ¥11,100~スイート ¥58,600(時期により4段階で変動)
バイク運賃: 125cc以下 ¥7,500~750cc以上 ¥20,400(時期により4段階で変動)

敦賀 – 苫小牧東航路は、北陸地方からのライダーにとって、比較的直接的なアクセス手段となります。
約20時間の船旅となるため、船内でゆっくりと過ごしたいライダーに適しています。

舞鶴 – 小樽

旅客運賃: ツーリストA ¥11,100~スイート ¥58,600(時期により4段階で変動)
バイク運賃: 125cc以下 ¥7,500~750cc以上 ¥20,400(時期により4段階で変動)

舞鶴 – 小樽航路は、関西地方のライダーにとって、北海道への直接的なフェリーアクセスを提供します。
約21時間の船旅となるため、時間に余裕のあるライダーや、長距離運転を避けたいライダーに適しています。

太平洋フェリー

名古屋 – 仙台 – 苫小牧

旅客運賃: 名古屋 – 苫小牧:C寝台 ¥11,700~スイート ¥51,800(時期により3段階で変動)
バイク運賃: 名古屋 – 苫小牧:50cc以下 ¥7,800~750cc以上 ¥21,200(時期により3段階で変動)

この航路は日本最長であり、船内設備も充実しているため、長時間の船旅を楽しみたいライダーに適しています。
名古屋発のため、西日本のライダーにも便利です。

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