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バイク、自動車で北海道へ行く方法と予算 【フェリー】

北海道へのフェリー 記事

愛車で北海道へ!

北海道の醍醐味はなんといっても大自然。
自然の風景の中をツーリングやドライブするのは最高の心地よさです。

北海道ではJR線の廃線が増え続ける昨今。
バスやJRでの移動はやや困難になってきました。
北海道は車社会であり、ちょっとした観光スポットでも公共交通機関で行こうとするのはなかなか困難
便数も少ないです。
北海道を自由に移動したい場合、どうしても乗り物を持ち込む必要が出てきます。
特に、温泉巡りをしたい場合は、車じゃなきゃ無理!

愛車を持って行く方法はフェリーのみ!

愛車がバイクであれ、車であれ、キャンピングカーであれ、北海道に上陸するためにはフェリーを利用するしかありません。
自転車の場合は飛行機や新幹線を使う手もあります。

本州から北海道へ行くためにかかるお金

本州から北海道は必ずフェリーを利用しなければ、乗り物を持って移動ができません。
なので、北海道へ行くのはちょっとハードルが高い。

ちなみに、本州から九州・四国へ行くのは自走で行けるから安い

本州⇄九州の場合

本州⇄九州は関門トンネルが最安で簡単
山口県下関市と福岡県北九州市
バイク 110円
普通車 210円

車&バイクのトンネルと原付&自転車&徒歩のトンネルは別に存在しています。
原付の場合は手押しでトンネルを渡らなければなりません。
関門人道トンネルの利用料
自転車・原付 20円
徒歩無料

本州⇄四国の場合

本州⇄四国は瀬戸大橋、小嶋⇄坂出 が最安で
バイク 1410円 休日ETC
普通車 1730円 休日ETC

原付で本州⇄四国へ自走する場合は、しまなみ海道しか通行できません。
広島県尾道市 愛媛県今治市
しまなみ海道は自転車の自走も可能!
原付 500円
自転車・徒歩 無料!

さて、北海道への移動にかかる料金は?

乗り物を持って北海道へ行くにはフェリーの一択です。

北海道へのフェリーの最安値は大間(青森県)⇄函館
バイク 3990円 閑散期 
普通車 15800円 閑散期 

しかもこれらは、片道料金なので往復で2倍かかります。
陸の孤島である北海道へ行くには、なんせお金がかかる。

本州⇄北海道のフェリーがあるルート

北海道のフェリーターミナルがある場所は函館、小樽、苫小牧。
いずれかのフェリーターミナルを目指します。

北海道行きの便がある、本州側のフェリーターミナルは以下の場所

大間港 青森県
青森港 青森県
八戸港 青森県
秋田港 秋田県
仙台港 宮城県
新潟港 新潟県
敦賀港 福井県
舞鶴港 京都府
名古屋港 愛知県

南に行くほど長距離で時間がかかり料金も高い。

フェリーという乗り物の特徴

フェリーは遅い!

基本フェリーは遅いです。
一般船で時速40キロ。
高速船で時速55キロ。
遠距離になるとかなり時間がかかります。

例として
敦賀⇄苫小牧東港 21時間前後
舞鶴⇄小樽は22時間前後。
名古屋⇄苫小牧は40時間前後(経由地あり)

本州から北海道へ一番最短のフェリーで青森県大間⇄函館航路で90分。
青森県青森港⇄函館港になると3時間30分。

スマホの電波がない

暇つぶしはスマホでできるやろ!と思っていても、陸から距離が離れると電波がありません。

具合悪くなる

具合悪くなると最悪です、、、
特に帰りの便は疲れが溜まっているためかなり船酔いの危険性が高い。
一度吐きまくった過去があります、、、

船酔いではないのですが、ずっと揺れている船に慣れると、揺れる感覚が陸の上でも残ります。
下船後も半日ぐらいは揺れる感覚が残りました、、、

乗り物を乗せると高い!

バイクの場合

バイクは特殊手荷物料金になり、排気量で価格が変わります。
運行会社によりますが、排気量750ccを境に金額が変わるイメージ。
原付は125cc以下の価格帯があったりします。

大人一人の乗船料金と、バイクを乗せる特殊手荷物料金がかかります。

車の場合

旅のスタイルにもよりますが、車の場合だと数日であれば格安航空機で行って現地でレンタカー借りた方が安いです。
旅の目的と滞在日数と金額はしっかり考慮した方が良いと思います。
北海道でさまざまな観光地を巡りたい場合は、自家用車という手が出てきます。

車中泊を選択した方がお得な場合とは?

北海道旅行には移動がつきもので、各都市間の距離がとても遠いのです。
思ったより時間がかかります。
観光に力を入れようとすると、ホテル滞在は結構慌ただしくなりがち。
移動して観光して、その後に到着してから翌朝の出発時間までのホテルの滞在時間を考えると、もう車中泊でいいやって場合が多々出てくるのです。
車で北海道へ渡る人の多くはそんなパターンの人が多いと思います。
車中泊にすると、宿代がかからず、移動費、観光費用に全振りできるのです。
車中泊を考えると、車で北海道に乗り込む方がお得になる場合が出てきます。

自転車の場合

自転車は特殊手荷物の扱いとなります。
自転車をフェリーに乗せるのは割と安いです!

自転車の場合、飛行機や新幹線という方法も出てきますが、北海道旅を目的にチャリを持ち込む場合、大量の荷物がありますよね?
キャリアから荷物を外して、飛行機や新幹線に乗るのはそこそこ難しい。
そのまま載せれず、輪行袋必須ですから。
やはり、キャリアや荷物がそのままの状態で乗り込めるフェリーは便利です。

長距離フェリーは寝てる間に終わる移動と考える

フェリーに乗るのも楽しいもんなんです。
シャワー無料、長距離になるとちゃんとした浴槽があります。
この前乗ったのは、スチームサウナもありました。
映画の上映や、マジックショーのイベント。
売店があったり、レストランがあったり。
カップ麺の自販機はあります。
洗濯機や乾燥機もある。
シャワー無料、長距離になるとちゃんとした浴槽があります。
この前乗ったのは、スチームサウナもありました。
映画の上映や、マジックショーのイベント。
売店があったり、レストランがあったり。
カップ麺の自販機はあります。
洗濯機や乾燥機もある。

フェリーはフェリーとしての楽しさもありますよ。

最短距離で格安 青森⇄函館 航路

函館観光を考えるのであれば、青森⇄函館のフェリールートが最適です。
函館は観光地でもあります。
ただ、本州側で青森までの移動が必要にはなりますが。

高速料金とガソリン代、時間などを考慮して都合のいい方を選べばいいと思うんですが、東北地方もそれなりに観光スポットがありますので、立ち寄るといいと思います。

青森⇄函館のルートは2社運行しており選ぶことが可能です。

津軽海峡フェリー

青函フェリー

それぞれの運行会社、青森、函館共にフェリーターミナルの位置はほぼ一緒です。横に並んでます。
キャンペーンで割安で乗れる場合があるので、2社調べて好みの方に乗船するのがオススメ。
イメージですが、津軽海峡フェリーは豪華、青函フェリーは安い。

津軽海峡フェリーには大間⇄函館のルートがあります。
大間と函館はキャンペーン価格で価格差がなかったりしますので、基本大間に用事がなければ青森⇄函館がいいと思います。
乗船している時間の差はあるものの、大間までのガソリン代が節約できます。

青森⇄函館のフェリー料金

車での乗船はキャンペーンを行っている場合が多く、13000円前後で乗れてるイメージです。
バイクでのキャンペーンはあまり見かけません。

津軽海峡フェリー

以下は閑散期の料金

大人一人
&バイク(750cc未満)
5,570円
大人一人
&原付(125cc以下)
4,670円
大人二人 車(普通車)1台22,620円
大人二人子供二人 普通車1台25,480円
大人一人
&チャリ
4,110円
津軽海峡フェリー 閑散期料金

青函フェリー

津軽海峡フェリーに比べて安いイメージのある青函フェリー。
いつも利用していますが、船内の施設は質素です。
料金は2シーズン固定。
閑散期と繁忙期で分かりやすい料金体系

閑散期(10月~5月)のフェリー料金
大人一人
&バイク(750cc未満)
4,640円
大人一人
&バイク(750cc以上)
5,460円
大人一人
&原動機付き自転車
3,820円
大人二人
&普通車1台(全長5m未満)
19,700円
大人一人
&チャリ
3,010円
青函フェリー 閑散期(10月~5月)料金
繁忙期の(6月〜9月)のフェリー料金
大人一人
&バイク(750cc未満)
5,760円
大人一人
&バイク(750cc以上)
6,770円
大人一人
&原動機付き自転車
4,740円
大人二人
&普通車1台(全長5m未満)
24,200円
大人一人
&チャリ
3,720円
青函フェリー 繁忙期の(6月〜9月)料金
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