
働く男の休息場所
1956年に建てられた、80名収容可能な独身寮、水明荘。
三井芦別炭鉱の炭鉱夫や、炭鉱閉山後は道道135号線にある富芦トンネル建設時の作業員が寝泊まりをしました。
水明荘のすぐそばには、三井芦別炭鉱 第二坑の坑務所が残っています。
芦別の市街地から離れた、頼城地区に水明荘は存在します。
2004年にこの建物は役目を終え、眠りにつきました。
建物は自然に飲まれ、抗う事はできず徐々に形を失っていっています。
この鉄筋コンクリート造の2代目水明荘。
その後1981年に大規模改修を経ている。
建物内は至る所にガラス板が立てかけられていて、足元もガラスの破片が大量に落ちている。
1階部分の床は抜け落ち、2階の天井は崩落を始めている。
外壁も地震の影響か、ずれて隙間が生じ屋外の光が差し込んでいる。
男性専用の寮だったのか、男性向けの雑誌が残っている。
水明荘外観



建物奥側

水明荘1階
正面入口内のホール





1階中央トイレ

事務室と書かれた部屋


脱衣場?

1階洗面所

崩落している長い廊下




液晶テレビの箱

水明荘1階
廊下端の非常口

初代水明荘を火災で失くし、火災対策はしっかり行っていたのでしょう
水明荘1階居室




昭和感が溢れる天井照明

ザテレビジョン 1992年1/24日号














大量に残置された冷蔵庫
1階居室側のトイレ

水明荘2階
中央階段



中央階段を2階まで上がると、横のスペースに大量の雑誌。
奥側階段

2階中央トイレ

2階中央洗面所

2階廊下



壁が割れて光が差し込む

一瞬中国語が書いてあるのかと思った落書き。
誰が何を思い書いたのか?
2階奥側トイレ


水明荘2階
水明荘2階居室





部屋ドアに謎のメッセージ
「道都警備さんへ
会社へTelして下さい。」
何があったのだろう?










伸びた木が終焉からの時の長さを感じさせる。




居住部階段


水明荘の詳細情報
所在地:北海道芦別市頼城町
水明荘の周辺マップ
芦別市 水明荘跡
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