羽幌炭鉱
留萌炭田と呼ばれる、北海道北部、留萌地方に広がる炭鉱地帯。
留萌炭田は雨竜地区の雨竜地区と羽幌地区の羽幌地区に大別され、昭和炭鉱、浅野炭鉱、大和田炭鉱、達布炭鉱、本郷炭鉱、豊平炭鉱、羽幌炭鉱、築別炭鉱などが主要鉱山。
羽幌炭鉱は、1935年操業開始。1970年(昭和45年)閉山。
羽幌炭鉱は、羽幌坑(本坑)、上羽幌坑、築別坑の3地区に分かれていた。
羽幌炭鉱から出る石炭は主に国鉄や北海道電力などに出荷され、純度の高い良質な石炭は、灰や煙が少なく家庭用の暖房燃料としても利用された。
最盛期には年間110万トンを超す出炭量を達成している。
羽幌炭鉱廃アパート群は羽幌炭鉱築別坑の区域に残る廃アパート。
周囲には『築別炭鉱病院跡』や『太陽小学校』の廃墟も残っている。
1964年には羽幌町の人口は3万人を超える繁栄を記録した。
1965年時には羽幌炭鉱周囲だけで2,742世帯、12,456人が暮らしていた。
羽幌炭鉱の終焉と共に、羽幌炭鉱周囲の人々はいなくなった。
そして、2024年時では羽幌町の全人口は約6000人となっている。
当時はこの周囲には住宅、学校、幼稚園、病院、消防署、商店街、劇場等のひとつの街としての生活基盤が整備されていた。
1940年に築別に太陽産業が築別本坑を開鉱。
翌年1941年に国鉄羽幌線、羽幌炭鉱鉄道が開通。
この辺りは農業集落から炭坑集落に変化していき、同年太陽小学校が開校した。
太平洋戦争中は、タコ部屋労働者や朝鮮から連れて来られた人々によって炭鉱は続けられた。
アパート群の周辺
野生生物
そこそこ大きい。
羽幌炭鉱廃アパート群の詳細情報
所在地 | 北海道苫前郡羽幌町築別炭砿 |
羽幌炭鉱廃アパート群の周辺マップ
羽幌炭鉱廃アパート群
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