三井芦別炭鉱とは?

三井芦別炭鉱は「芦別五山」として知られる大手5炭鉱のひとつ。
芦別の鉱山には鉱区毎に複数の企業体が参入していた。
芦別五山と呼ばれ、三菱芦別炭鉱、三井芦別炭鉱、油谷鉱業、高根炭鉱、明治鉱業が存在した。
三井芦別炭鉱の歴史
三井芦別炭鉱は1939年(昭和14年)、三井鉱業所一抗が開坑。
全盛期には4500人あまりの従業員数がいた。
1992年(平成4年)閉山。
この三井芦別炭鉱事務所は1992年の三井芦別炭鉱の閉山まで使用されていたと思われる。
鉱山は常に危険と背中合わせ。
三井芦別炭鉱でも、1977年5月12日にガス爆発事故が発生し死者25人、重傷者8人の犠牲者を出した。
三井芦別炭鉱の事務所だったらしいが実際は、、、
北海道芦別市にあった、三井芦別炭鉱の事務所が現在も取り残されている。
正式には三井芦別炭鉱の第二坑の坑務所だったらしい。
三井芦別炭鉱は、かつて北海道の石炭産業において重要な役割を担った炭鉱である。三井芦別炭鉱は昭和18年(1943年)に操業を開始した 。第一坑は昭和14年(1939年)に開坑している。芦別五山の一つとして数えられ 、平成4年(1992年)まで採掘が続けられた 。炭鉱開発は広大な用地買収と、石炭輸送のための三井芦別鉄道の敷設を含む大規模なものであった。
その中でも頼城(らいじょう)地区は主要な採炭拠点であり、特に第二坑(二坑)の運営管理を担ったのが第二坑坑務所(二坑坑務所)であった。
頼城地区は炭鉱拡張の拠点となり、特に第二坑は戦時下の石炭増産命令に応えるため、昭和19年(1944年)に緊急開発された 。この戦時下という開発背景は、初期のインフラ整備や優先順位を理解する上で重要である。昭和40年(1965年)には選炭機能が第二坑に集約され、その重要性が高まった 。さらに昭和39年(1964年)には「東洋一」と謳われた総合立坑が頼城に完成し、この地域への操業集中が一層進んだ 。1964年の芦別立坑完成により第一坑と第二坑は「芦別坑」として統合されたが、管理上の区分は1981年まで維持された 。頼城地区には広大な社宅群や関連施設が建設された 。
第二坑坑務所は、戦後間もない昭和23年(1948年)に建設された。この時期は日本の復興期にあたり、石炭は基幹エネルギーとして極めて重要であった。当時の記録として「モダンな外観」であったとされており 、機能本位になりがちな産業施設としては注目すべき点。

ここは炭鉱事務所となっているが、実際に足を踏み入れると驚くべき事実が発見された。

作業員の私物だろうか

もしかしてこれは、、、
場所は、三井芦別炭鉱の作業員の独身寮であった水明荘の近くである。
1階Aブロック 倉庫
広大な倉庫のようなスペース。
ダンボールが山積みになっている。






1階Bブロック ロッカールーム
1階の中央にあるブロック。
ここにはロッカーのほか、長靴などの衣料品などが散乱していた。
作業員の休憩室であったのかもしれない。






1階Cブロック 浴場
入った瞬間に、目を疑った。
事務所なのに浴室のようなスペースがあった。
状況からして、完全に浴室。
風呂椅子も風呂桶もある。
ここは入浴施設であったのだろうか?
それにしても広大な浴室。浴槽も3つもある。
浴室が分離されていた形跡が無く、男女別の入浴施設では無さそう。






何故?
2階 事務室
2階は壁が無くなっており大きな一つのスペースとなっていた。
OA機器や机などが残っており、どう見ても事務室である。




やはり1階は入浴施設で間違いなさそう。
坑務所という管理施設内に複数の浴槽を持つ浴場が存在し、かつ「入浴許可証」による利用制限があったという事実は、この施設が一般の坑員向け浴場とは異なる、より上位の、あるいは特殊な位置づけにあったことを強く示唆している。もし水源が実際に温泉成分を含むものであったならば、その価値と排他性はさらに高まったであろう。 また、 浴槽が一室であり男女の区画がない点については、当時の鉱山事務所の職員構成や監督者層が男性中心であった社会背景を反映している可能性がある。あるいは、女性職員も利用していた場合、時間帯による利用区別などの運用がなされていたのかもしれない。これは、男女別の区画が設けられることが一般的な大規模共同浴場とは対照的である。
日本国内の炭鉱街で、当時は各家庭に風呂はなく、共同風呂に入っていたという土地がある。そういうのと同様にこの施設が使われていた可能性もある。『親戚など来客があって風呂へ入れるときは、「入浴許可書」をもらって来客者を風呂に入れていました。』という話が存在する。福岡県大牟田市にあった三井三池炭鉱(みついみいけたんこう)にも、このような習慣があったようだ。


屋外


この湧き出したお湯を使った温泉があったのだろう





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