- 岩間温泉は自然災害により崩壊!
- 岩間温泉への林道も崩壊し通行止め!
- しかし、遠回りをすれば近くまで行ける林道のルートが存在する!
- 温泉は今も出ている!
崩壊し捨て去られた岩間温泉
自然災害により崩壊した北海道の名湯、岩間温泉。
岩間温泉は、北海道上士幌町の遥か郊外、完全な山の中にある、無料の野湯です。

岩間温泉は自然災害によって崩壊。
現在の岩間温泉は、元の浴槽の残骸がわずかに残るのみ。
かつては、そこの直前まで車道が存在ていましたが、ほとんどがなくなっています。
岩間温泉が修復される見込みはほとんど無いと思います。
しかし、現在もそのお湯は健在で、岩間温泉を愛する者の手により、ブルーシートで浴槽が作られています。





残る旧岩間温泉の浴槽の残骸



岩間温泉へ行き方
林道が通行止め!
現在では、岩間温泉へと向かう林道も通れなくなっています。


看板もブルーシートで覆われ見えなくなっています。
国道273号線から岩間温泉へ向かう林道が、自然災害で崩壊したまま復旧されずに閉鎖されています。
国道273号線の三股橋がある音更川沿いに山に入る林道です。
いつ行っても閉鎖されているので、車では岩間温泉へは行けないと思っていました。
流石に国道273号線の林道入口から岩間温泉へは8〜10キロ距離がありますので、ここから徒歩で入るのは流石にキツいです。
普通にヒグマの生息地ですし。
実は、岩間温泉方向へ向かうもう一つのルートが存在していました。
通常の林道入口から三国峠方向へ6km離れた場所から、少し遠回りになりますが、岩間温泉のルートにつながる林道があったのです。
そのルートを使うと、岩間温泉のかなり近くまで行けます。
ちなみに、googleマップでは、すべての路面が表示されません。
そのルートを進むと、最終的には、元々の岩間温泉へ向かう音更川沿いの林道と合流してます。
現在のその道は石狩岳のシュナイダーコースの登山口が最終地点になっています。
道中は完全に山の中の林道なので、野生生物が頻繁に出ます。
実際に2回、数匹の鹿が路上に飛び出してきました。
スピードは絶対に落として走行しましょう。
当然なのですが、携帯電話は圏外です。
人通りはほぼ皆無なので、何かあった場合、助けを求めることができません。
シュナイダーコースの駐車場から先の岩間温泉へ向かう林道は完全に崩壊していて、どう頑張っても車ではいけません。
シュナイダーコース登山口の駐車場から岩間温泉まで、直線距離で1.8km程度です。
駐車場はシュナイダーコース登山口を利用し、そこからは徒歩で岩間温泉へ向かう事になります。


徒歩での移動
クマ対策は必須です。
大雪山の麓で天候も変わりやすいです。
片道で45分かかります。
整備されている道ではありません。
川が増水している時は諦めましょう。
川を逆に登っていくだけなので、道に迷うことはあまりないと思います。
定期的にピンクテープもあります。
変に歩きやすい旧道を探そうとすると道に迷う可能性はありあます。
歩きにくいですが、川に沿って行ったほうが間違いないです。
途中どうしても、川を越えなければならない箇所が出てきます。
長靴やウェイダーがあると結構楽だと思います。

駐車スペースの横にすぐに小さな橋があります。
かつては岩間温泉へ向かうための道でした。
今は登山口から岩間温泉の間の距離のだいたい半分から先が、自然災害により崩壊しています。
距離の半分の位置まではこの残った道の上を歩いて行けます。


橋の位置から、川沿いを上に行ってもいいのですが、道が使える部分は使ったほうが早いです。
音更川はこのすぐ上流で分岐していますが、分岐する左の川の先に岩間温泉があります。






川沿いに上流へ向かうのですが、どう頑張っても何度か川の上を渡らなければなりません。
どこかしらに、倒木があるのでそれを利用して渡りました。


倒木だらけなので、このように川を渡る時に利用できる倒木がどこかに見つかります。




歩きやすい道を探すのが重要ですが、川から離れると迷う可能性があるので、基本的に川の見える範囲を移動したほうが良いです。



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