チミケップ湖 [北海道網走郡津別町]

北海道を代表する強力な心霊スポット

チミケップ湖は、北海道東部、網走管内網走郡津別町字沼沢にある湖である。
「チミケップ」とはアイヌ語で「崖を破って水が流れる所」という意味で、昔から水害が多い場所でもあり、先住民であるアイヌ民族からも恐れられていた。

自然に囲まれた非常に美しい湖で湖水は弱アルカリ性で、ヒメマスやウグイ、マリモ等が生息している。
人によって手の加えられていない豊かな自然に囲まれた場所であり、周囲には舗装された道路は一切なく、チミケップ湖の淵に沿って砂利道が続く。

穏やかな自然に囲まれる反面、人の気配がほとんどない山奥にひっそりとある湖。
北海道一の霊的スポットと呼ぶ人も多い。

慰霊碑

チミケップ湖にはキャンプ場があり、そのキャンプ場のほぼ中央に、誰もが違和感を覚える慰霊碑とお地蔵様がある。

慰霊碑には、「瑞厳静光居士　昭和３１年２月１日　織田秀治２９歳／昭和３３年８月１日建之　織田栄子」と刻まれている。

津別町は林業の盛んな街であり、街の総面積の86パーセントが森林である。
1956年(昭和31年)の冬、木材を積載したトラックが、氷結した湖面を横断しようとした時、氷が割れトラックがチミケップ湖に落ちる事故が発生した。
トラックごと氷の下に落ちたはずだが、厚い氷の下に存在するその死体は見つけられなかった。
この慰霊碑は、その慰霊のために建てられたとされている。

湖へと引き寄せられる

「車で走っていると、急に車が滑り湖に落ちそうになった」

「チミケップ湖の周囲には湖の縁に沿って砂利道が作られている。
砂利道であればスピードを出しすぎるとカーブで滑ることもある。
ただ、現地に行けば分かるが、チミケップ湖周囲の道は、直線区間がほとんどなく、急なカーブが多い。
しかも、道路自体も凹凸が多くて、常識的に考えても、スピードを上げて走る場所なんかじゃない。」

そんな場所にも関わらず、チミケップ湖では定期的に湖に車が滑落する事故が起きている。

ただ一定数、通常の滑落とは違う、ブレーキ跡がない一直線のタイヤ跡が確認できるものもある。

自殺の名所

チミケップ湖は自殺の名所として知られています。
多くの人がここで自らの命を絶ちました。

自然に囲まれた美しい場所でありながら、観光客が訪れる場所ではありません。
ゆっくりと独特な時間が流れる空間なのです。

湖に引き込まれる

チミケップ湖では遊泳が禁止されている。

水泳禁止
この湖は場所、深さによって水温の差がはげしいため心臓マヒをおこしたり
岸から急に深くなっているためおぼれたりする事故が続いております。
この湖での水泳は危険なため禁止します。
津別町

定期的に、湖で死亡する事故が起きている。
地元では、明確には分からなかっ事故原因を、水質や地形のせいとした。

だが実際には多くの人が、その原因ともなるような特殊な経験をしていた。

「泳いでいると、何かに足を引っ張られた」

「湖面から無数の手が伸びてきて湖に引きずり込まそうになった」

「ぜんぜん風がふいていないに、急に湖にばしゃばしゃっと大きく波が立った」

湖面に手が現れるだけでなく、人影が見える、心霊現象と呼べるような特殊な報告が多かった。

月明かりの夜に、湖上に立つ人影が目撃された。
はっきりと人影が見えるわけではなく、ぼんやりとしていおり。
岸から離れた湖面場に現れ、ゆっくりと姿が薄くなり消えていくようです。

キャンプ場での不思議な現象

「チミケップ湖へは毎年夏になると、釣りキャンプに行ってました。
去年、一緒に行った自称霊感の強い彼女が、朝になって、「夜にトイレに行った時、森の奥の方に赤い服を着た女の子が立っていた。慌ててテントに戻ったけど、そのあとテントに近づく足音が聞こえていた」と言い出しました。」

チミケップ湖は人気のキャンプ場である反面、近隣の街からはかなり離れています。
深い山奥であり、何かあった場合でも、携帯電話は圏外、近隣の街である津別町までは車で25分かかります。
夜間は街灯もなく、もっと時間がかかるでしょう。

強い負のエネルギー

いろいろな怪奇現象を引きす負のエネルギーが充満している。
そのため、北海道1の心霊スポットという声もあがっている。

チミケップ湖は、北海道で数少ない、蛍が見られる場所でもある。

チミケップ湖の詳細情報

チミケップ湖の周辺マップ