金・銀・銅を産出した鴻之舞鉱山
北海道海沿いの街、紋別市。
紋別市のオホーツク海沿いから離れ内陸に二十数キロ。
周辺には住宅が全くない山奥に存在した鉱山。
北オホーツク海周辺では明治30年代頃に砂金が発見され、多くの砂金掘りが集まった。
鴻之舞鉱山は、住友金属鉱山株式会社が運営。
金・銀・銅が産出され、その中でも金の産出量は日本3位を記録した。
1915年(大正4年)に鉱床が発見されて以来、1973年(昭和48年)まで操業された。
鴻之舞には鉱山労働者が居住する街区が、徐々に広がり大きな街が形成されていった。
最盛期の1942年頃には人口一万五千人近くの集落となった。
鴻之舞鉱山慰霊碑
シンボルともなっている大煙突と発電所
鴻紋軌道鉄橋 五号杭橋
道道305号線を跨ぐ大きな鉄橋。
現在も送水のために使用されているようです。
昭和18年6月竣工
鴻之舞小学校跡
住友鉱山の木造社宅
当時の生活が感じられる、木造社宅が保存されています。
何かの倉庫
住友鉱山マークの倉庫
ガソリンスタンド跡
その他
鴻之舞地区には広範囲に渡り多数の遺構が残っています。
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