おいらん淵 [北海道札幌市]

おいらん淵とは？

札幌市の中心を流れる豊平川の一部に、おいらん淵と名前が付けられている場所がある。
場所は札幌市南区川沿にある藻南公園。
札幌の中心部にある市街地、住宅街の一角にある普通の公園である。
豊平川沿いにある藻南公園のすぐ横に藻南橋がかかり、そこから下流側に見える断崖絶壁の下が、花魁淵と呼ばれる。

ススキノ遊郭の花魁が自殺した川

おいらん淵

このあたりは明治の頃、クマザサがうっそうと生い茂り、豊平川は曲がりくねり急に深くなっていた。
吉原遊廓から身請けされて札幌に来た一人の花魁が世をはかなんでこの淵に身を投げたという伝説にちなみ、おいらん淵と呼ばれるようになった。
由来についてはいろいろな説があり、事実は定かではないが、札幌では数少ない伝説にちなむ地名である。

日本には花魁淵と名付けられた場所がもう1箇所あり、山梨県甲州市にある。
そちらの花魁淵も札幌のおいらん淵と同じく、花魁と死にまつわるエピソードがある。

薄野遊郭

現在も北海道を代表する歓楽街であるススキノ。
ススキノ(薄野)の歴史のはじまりは明治2年。
開拓使によって札幌の開拓が始まった時期。

定住者がほぼいないかった現在の札幌に開拓使が入った後、日本各地より建設作業に携わる労務者約１万人集まりました。
労務者は一稼ぎすると本州に戻ってしまいました。
その労務者の足止めをするために、公的(官営)に設置されたのが薄野遊郭です。
1871年(明治4年)、散在していた女郎屋 7 軒を、薄野の一角に集め、周囲を壁で囲み、専用の出入りの大門も設置しました。
全国、特に東京の吉原から遊女を集め、最盛期の明治40年頃には遊郭が32軒、遊女は372名の規模となりました。

強い負のエネルギー

豊平川　事故 — **藻南公園**内にある、**豊平川**の増水を知らせる電光掲示板

昔から水に関わる地名のつく場所はあまり良く無いとされている。
災害や事故が多く発生します。
また風水でも、水回りは特に注意される場所。
水に関わる部分は、陰の気が滞留し周囲に不幸を呼び寄せます。

また、札幌の開拓の歴史は、北海道の原住民族アイヌ迫害の歴史でもあります。
札幌市西側に広がる負のパワースポット(小別沢トンネル・平和の滝)同様、この地も『アイヌの怒り』に触れた場所となっています。
元々、札幌市の中心部に先住していたのはアイヌ民族なのです。

おいらん淵中心とした場所は強い負のパワースポットとなっています。
自殺、事故はかなりの数になります。

ここから豊平川の下流で毎年数件は起きる水難事故。
ここで命を絶った花魁の強い寂しさが事故を引き寄せてており、豊平川で起こる水難事故に巻き込まれるのはほとんどが男性です。

特に人口の多い札幌市の川沿いは負のエネルギーが集まっています。
水がわずかな創世川ですら負のエネルギーを引き寄せ、ホームレスの住処となっています。

闇を呼び寄せる負のパワースポット

藻南公園のトイレで稲葉事件の関与し書類送検された警官の遺体が見つかった。
自殺と見られた。

北海道警察の闇『稲葉事件』

稲葉事件は、2002年7月に北海道警察の生活安全特別捜査隊班長である稲葉圭昭警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕・有罪判決を受けた事件。
それに関与したとされる、元北海道警察釧路方面本部生活安全課長のK警視（56）が、2002年7月31日午前、札幌市南区にある藻南公園内のトイレで首を吊って自殺した。
前日から道警本部で事情を聞かれており、この日も聴取が予定されていた。
Kは1997年4月から2001年2月まで銃器対策課に在任し、稲葉の元上司だった人物である。