史跡・遺跡・廃墟

上茶路炭鉱 [北海道白糠町]

上茶路炭鉱 史跡・遺跡・廃墟

わずかに残る遺構

北海道白糠郡白糠町上茶路。
かつて、雄別炭鉱(株)の上茶路鉱がありました。

上茶路炭鉱の坑口と、炭鉱住宅のある市街地は離れており、道中はバスが運行されていたようです。

上茶路炭鉱は1964年開坑式が行われ、営業採炭は1966年より開始。
それから、1970年の雄別炭鉱(株)の倒産までの、実質4年程度しか使われませんでした。

上茶路炭鉱
地中に埋まる恐竜の背骨のようなアーチ
上茶路炭鉱 トロッコ
かつて、ディーゼル車がトロッコを引き、このトンネルを通って石炭を運び出した。
上茶路炭鉱
上茶路炭鉱 履道
上茶路炭鉱 ディーゼル
上茶路炭鉱 雄別炭鉱

上茶路炭鉱の位置

以下のマップ座標は、現地でGPS位置情報を拾った物です。
緯度=43.1050516″ 経度=143.8301238

上茶路炭鉱

道道665号線の通行止めの位置(林道分岐地点)から片道徒歩二キロ、30分くらいの距離になります。

上茶路炭鉱 行き方
道道665号線と林道の分岐地点。
右手の通行止めの方が、炭鉱跡地への道。
道道665号線 林道と上茶路炭鉱分岐地点

周辺は、完全に携帯電話圏外で熊等の動物の糞が多数落ちています。
十分な装備を持っていかなければ辿り着きません。

通行止めになっているものの、道はある程度の管理がされています。
後半は崖崩れなどがあり、徒歩が必要ですが、途中までは自転車等があると行くのは楽ですね。

わずかに残る人の影

上茶路炭鉱の現地付近に行っても、人の影を存在できるものがほとんど見当たりません。
人工物はかなり少ないです。
その中で、わずかに残った人の影を探しました。

当時のファンタグレープの空き缶
ジョージアの缶コーヒーもおそらく昭和の当時のデザイン
工業機械用のオイルの一斗缶
多分、当時のヘルメット

上茶路駅

上茶路炭鉱の詳細情報

所在地北海道白糠郡白糠町上茶路
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