道東白糠町郊外に残る釧路炭田の炭鉱跡
『明治鉱業 庶路炭鉱』は北海道白糠郡白糠町西庶路に存在した釧路炭田の炭鉱。
明治鉱業が1936年(昭和11年)頃に鉱区を買収し1964年(昭和39年)頃まで稼動していた。
現在は、発電所跡や炭鉱のホッパー、ズリ山、トンネルなどが僅かに残っている。
明治鉱業 庶路炭鉱への行き方
明治鉱業 庶路炭鉱の跡地は現在は王子ホールディングスの社有林となっており、西庶路市街地から庶路炭鉱跡までは林道が延びている。
ヒグマ出没もあるため、炭鉱跡への侵入は自己責任で行う旨の看板が設置されていた。
車で入るとUターンスペースはほとんどない。
道路のぬかるみがひどい箇所があるため、近日の天候状況次第でなかなか困難な道となる。
ヒグマ対策をし徒歩で向かうのが無難。
道を直進すると、発電所跡へ辿り着く。
途中の分岐を右に曲がっていくと、本岐炭鉱方向へと続く。
明治鉱業 庶路炭鉱の歴史
1960年 (昭和35年) には大規模なガス爆発が発生、死亡者18名、重傷者7名。
1963年 (昭和38年) には最大出炭の35.8万tを出炭した。
最大鉱員数は、1948年(昭和23年)の1750名である。
庶路炭鉱では庶路川の豊富な水力を利用し、当時、最先端技術であった水力採炭で出炭を行っていた。
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