阿寒川のほとりに湧く赤いお湯
『フレ』はアイヌ語で『赤い』の意味。
文字通り、鉄分を含んだ赤いお湯が沸いております。
阿寒川のほとりにある、フレの湯。
実際はそこだけにお湯が沸いているのではなく、この辺の川沿い一帯の地面からお湯が流れ出しています。
行くとびっくりします。
フレの湯に到達する道中は、お湯が湧き出てぬかるんだ道の上を何度か歩く事になります。
間違って深いところに足を入れてしまうと、火傷をするような高温の場所もあります。
「ここの地面あっっつ」
手水の湯、フレの湯A、フレの湯Bはすぐ近くにまとまってあります。
阿寒川 手水(ちょうず)の湯
泉質 単純泉
pH 6
源泉温度 40度
湧出量 35 L/分
阿寒川 フレの湯A
浴槽の残骸を埋め込んである、フレの湯A。
広く入浴するのであれば、この浴槽が適温でした。
源泉温度 48度
阿寒川 フレの湯B
ドラム缶を埋め込んであるフレの湯B。
少し温度が低いです。
源泉温度 44度
湧出量 1 L/分
阿寒川 フレの湯・手水の湯の行き方
カムイの湯ラビスタ阿寒川の横から阿寒川へ入るのが最短のルートです。
この場所は、有名な釣りスポットで、周辺は釣り人が多く見られます。
ラビスタ阿寒川へ入る道の右側に、釣り人専用の駐車スペースもあるほどの釣りスポットです。
駐車場から川まで、釣り人専用の歩行スペースもあり、そこを使って川まで行きます。
川に当たると、右方向に向かっていきます。
そこから釣人が使う道が少しあります。
釣り人の姿が結構ありました。
さらに奥に進んでいくと川沿いは強い傾斜があり、道自体はありません。
木々が生い茂る斜面を登ったり降りたりしながら進みます。
足元は温泉が湧き出しているため、熱い泥が傾斜に流れており、危険度が高い道です。
行くのであれば、しっかりとフィットした長靴が必要です。
なんとか急な斜面を乗り越えて、阿寒川の湯付近に近づくと、地面は一帯からお湯が滲み出ています。
そのため、周辺一帯の地面がぬかるんでいて、ドロドロの腐葉土の上を通過しなければなりません。
ここを通過するために長靴が必要なのです。
温泉が出ているので、足を突っ込んでしまうとあっちいです。
進んでいくと、驚いた事にインターネット上で数年前の記事にあった、鹿の骨を発見しました。
結構な川際にあるのですが、川の増水などで流されたりしなかったのでしょうか🤔
阿寒川 フレの湯・手水の湯 詳細情報
所在地 | 北海道釧路市阿寒町オクルシュベ |
駐車場 | ラビスタ阿寒川の釣り人用の無料駐車場あり |
入浴料 | 無料 |
脱衣場 | 無し |
浴槽 | 混浴浴槽2つ、(フレの湯A、フレの湯B) 手湯の所に、空の廃浴槽あり |
到達難易度 | ★★★★☆ 距離は遠くないが、ぬかるんで足場の悪い斜面を通過する必要があります。 |
推奨持ち物 | A スタンダードな持ち物 & B 野山や森に入る持ち物 & 長靴 |
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